沢口愛華の最大のライバルと呼ぶべき、目下絶好調の寺本莉緒。実は“ポスト大原優乃”の大本命? さらにその先に彼女が見据えるものとは!?

“ポスト大原優乃”の大本命!?

『寺本莉緒1st写真集 CURIOSITY』

令和グラドル界の超新星の沢口愛華(17)に負けず劣らずの勢いで、現在シーンを猛進中と呼べるのが寺本莉緒(18)。ともに2018年のミスマガ出身(沢口はグランプリ、寺本はミスヤングマガジン)であり、小柄な体型に反して(沢口は身長154センチ、寺本は150センチ)、ともにバストが88センチ、ウエストが60センチと同じ数値。『ヤンマガ』で沢口が表紙を飾れば、同日発売(6月8日)の『週プレ』では寺本が表紙を飾るといった具合に、まさに好ライバルといって関係。

「周知のように、新垣結衣や内田理央らを擁する老舗、レプロエンタテインメントの所属ですね。広島県出身で、レプロとソニーミュージック主催の『DREAM GIRL AUDITION2015』を経て、事務所入りしましたが、最初の仕事はTOKYO IDOL FESTIVALでの9nineやベイビーレイズJAPANの物販手伝いという異色の経歴の持ち主。元々、幼児期にキッズモデルを経験しており、芸能に対する考え方や体験値はほかの新人とは一線を画したものを持っているといえます」(アイドルライター)

ちなみに広島県出身のミスマガジングランプリ級選出は、1998年に準グランプリに輝いた、現・国会議員の塩村文夏以来とも?(笑)。

「モデルや女優中心のレプロ発のグラドルという意味では、内田理央や井口綾子らに続く存在でしょうか。3月にリリースした1st写真集『CURIOSITY』がビッグ・セールスを記録し現在も売れ続けていますが、できれば、DVDという形でもリリースをお願いしたいところ。王道のグラドルの基本はやはり動く姿を披露することですからね。タイトルはもちろん、愛称そのままにキャッチ―な『テラパイ』で」(芸能ライター・織田祐二氏)

すでに、『ヤンマガ』や『週プレ』関連での動画が披露されているが、確かに、個人の作品としてリリースしていただき、実績としてランキング入りという形での展開も望みたい次第。

「来年2月で創立30年目を迎えるレプロにとって、グラドル部門での彼女のブレイクはとても大きな意味があるといえるハズ。昨年、井口が受賞した集英社の『グラジャパ!アワード』の本年度の受賞には期待したいところですし、加えて、2015年に内田が受賞し、2018年には浅川梨奈も受賞したベストフンドシストアワードあたりの受賞にも期待を寄せたい。いや、現時点、彼女とふんどしの相関性はなにもないですが(笑)、武田久美子、宮沢りえの時代から、壇蜜、内田、浅川、川崎あやに至るまで、ふんどしとトップアイドルのゆかりは大変深いですから……」(織田氏)

レプロといえば、かつて、10代でトップアイドルの位置に君臨しながら、男性誌では頑なに水着にならない子もいたが、同じ10代でここまでそれを披露してくれる姿勢には感服するばかり。賞賛とポテンシャルが俄然尽きない中、彼女の今後の歩みは、広島県が生んだ希代の(いろんな意味で)グラドルにしてトップ女優の綾瀬はるかに連なるという見方も??? そのあたり多大な期待を込めて、注目していきたい。

 

(文・天然バナナ工場長)


アイドルとビンタ。一見相容れない2つの言葉だが、実は濃厚な関係性が!?  いまやビンタは人気アイドルの必須の行為にして、その証とも???~不定期アイドルライター座談会〜

『橋本梨菜 Rina Mahalo』

人気アイドルに必須!?アイドルのビンタについて

アイドルライター・ゴーゴータイムズ雑賀「えーと、今回のテーマは“アイドルとビンタ”ということなんですが(苦笑)」

芸能ライター・織田祐二「なんか唐突すぎるというか、それって、ネタ的にけっこうハードル高いテーマなんじゃない?(笑)」

雑賀「ネットライターの天然バナナ工場長さんからの提案なんです(笑)」

ネットライター・天然バナナ工場長「いや、ネットをいろいろ見ていましたら、新旧、なんか妙にネタが転がってるぞってことに気づきまして」

織田「たとえば?」

天バ「近い話題だと、橋本梨菜がABEMA TVの番組で若手芸人にかましたり、同様にABEMAの番組ではラストアイドルの間島和奏が霜降り明星のせいやに『お前のMは漫才のMじゃなくてドMのMなんだよ!』と怒鳴ってビンタ。最上もがは、アイドル時代、イベントにおいてファンからビンタや蹴りなどを何度も求められたことを番組で告白して話題になりました」

織田「橋本のビンタはかなり弱めだったような……(笑)」

雑賀「やさしい性格が出てましたよね(笑)。とはいえ、彼女といえば、かつて、同輩のSherbetのメンバーにストレスが溜まりすぎてビンタをしてしまった、なんて告白もしていたはずで」

天バ「確か、タイキックもしてしまったと言っていたような(苦笑)」

織田「身内には容赦ないわけだ(笑)」

雑賀「芸人への容赦なしの伝説のビンタといえば、乃木坂の3人――白石麻衣、松村沙友里、橋本奈々未――が、レギュラーを務めていた競馬番組で、ジャングルポケット斉藤の罰ゲームとしてかましたやつが思い出深い(笑)」

天バ「最初に橋本が張ったものの手加減が生じて失敗。リアクションが取れなかった斉藤から『もっと来い』と言われ、もう一発かますも、また不発。続いて、握力に自信があるという白石が試みるも、またまた勢い不足。シンガリで務めたさゆりんごのそれが結果的にいい音でしっかり頬にヒットして、大いに盛り上がったんですよね(笑)」

織田「決まったといえば、かつて、ドロリッチガールのイベントで亜里沙がハマカーンの浜谷に見舞ったやつも……」

雑賀「懐かしいですね。思いのほか痛すぎて、浜谷が思わず『掌底ですよ! ボブ・サップと相撲したことを思い出した!』と口走った(笑)」

天バ「柳瀬早紀がセクハラ口撃をされたトレンディエンジェルのたかしに見舞ったやつもなかなかでした」

織田「うーん、気のせいか、ビンタ試みたアイドルの半分ぐらい芸能界から去ってない?(苦笑)」

天バ「いやいや、気のせい……でもないですかね(笑)。異色なところでは、ABEMAの番組で清水あいりと対決企画を試みたクロちゃんが“おっぱいビンタ”を求めたという話も話題になりましたが」

織田「ABEMAの番組は妙にビンタづいてるような?」

天バ「そこは確かに(苦笑)」

雑賀「(天バ氏がまとめた資料を見つつ)倉持由香が売れない時代、事務所に寝泊まりしてて、愚痴のために親に電話かけたらマネージャーからビンタされた、なんて話もありますね」

織田「本当かなあ。例の彼女の名著『グラビアアイドルの仕事論 打算と反骨のSNSプロデュース術』にそんな話出てたかしら(笑)」

天バ「以前の事務所での話らしいですがね。バラエティ番組でしっかり告白していたんです」

雑賀「山本彩の、はとこの3歳児からゲームの課金をお願いされて断ったらビンタされたというのはなんとも微笑ましいというか(笑)」

織田「ファンだったら1人としてできない仕打ち」

雑賀「ファンじゃなくてもダメですよ!(笑)」

天バ「一方で、さや姉はブログで突然『ビンタしてください。痛いのは嫌いじゃないので』などと言い出したり……」

織田「案外、けっこうなドM気質という?(笑)」

雑賀「上西恵はNMB時代に、小1か小2のときに父親にビンタされた思い出を告白していますね。ただし、彼女自ら認めてるように、相当口が悪い子供だったらしく、ある日、父親にテレビの『リモコン取れや!』みたいなことを何度も言ってたら、『いい加減にしろ! 親に向かってどんな口の利き方してんねん!』って怒られたうえで、思いきりしばかれたようで」

織田「それは怒られて当然(笑)。まあ、それを機に話し方が直ったなら笑い話というもので」

天バ「いや、本人いわく『その後も口の利き方は直らなかった(笑)』というのがオチになっています」

織田「…………(苦笑)。まあ、なんだかんだ言って、伝説のビンタといえば、前田敦子と宮澤佐江の……」

雑賀「『大声ダイヤモンド』と『Everyday、カチューシャ』のMVですね。2曲で同じ2人のビンタ・シーンがあるという。『大声』では前田のみが叩いて、『Everyday』では両者が一発ずつかまし合うという」

天バ「前田は確か、映画の『もしドラ』と『さよなら歌舞伎町』でもビンタ・シーンありましたよね。演技上のことなので、バラエティでのハプニング系とは大きく異なりますが」

織田「さや姉にしろ、グループのセンターにはビンタが付き物?」

雑賀「それは極論かと(笑)」

天バ「NMBのシングル『甘噛み姫』では渋谷凪咲が男子生徒役の子にかましてましたね」

雑賀「NMBはなぜかビンタにゆかりあるような(笑)」

織田「えーと、じゃあ、テーマ“アイドルとビンタ”の結論についてはどうしよう?」

雑賀「どれもそれぞれ味わい深いということで、特に結論は求めなくても……(苦笑) 。強いて言うなら、個性派の人気アイドルにはなぜか縁があるのがビンタ???」

天バ「自分はこうしてこのテーマでトークができて満足です(笑)」

織田「うーん、自分の希望としては、SherbetのYouTubeチャンネル『シャベチャン』で、ぜひ“女のビンタ対決”、題して『グラドル界最胸ビンタ決定リーグ戦』をやってもらいたいなあ。ほかの、あまたあるグラドルのYouTubeに先駆けて(笑)」

雑賀「それは先駆けなくていいのでは(苦笑)」

織田「いやいや、『シャベチャン』の――“神回企画”とハッキリ銘打たれている――『グラビアアイドルの体臭をモノに例えてみたら』あたりに比べたら、全然クリーンな企画だと思わない?」

雑賀「いや、どっちもどっちのような(笑)」

天バ「同感です(笑)」

織田「……………」

 

(文・ニイゼキユウジ 5月某日・Zoomにて座談会)