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最近プチブーム!?のツイン・アイドルによる表紙は平成最後のアイドル活況における盛大な打ち上げ花火なのか? はたまた、人気アイドル増加に伴う飽和状態の表れなのか?

 

故意か偶然か、先頃、『ヤングマガジン』(2月9日発売)、『週刊少年マガジン』(2月13日発売)、『ヤングジャンプ』(2月14日発売)で続いたツイン・アイドルによる表紙。平成最後のアイドル活況における盛大な打ち上げ花火なのか、はたまた、人気アイドル増加に伴う飽和状態の表れか。単独表紙の重みを再確認する意味でも、ちょっと考えてみることに。 

一口にツインの表紙といっても、その様相はいろいろ。同じグループ同士のタッグもあれば、同じ栄冠に輝いたタッグ、人気者同士ながらまったく関係のない組み合わせも。

「いきなり結論めいたことを言っちゃいますと、3冊それが続いたのは単なる偶然の感じもありますが(苦笑)。いまも昔もスターの証としては単独表紙が基本というのはわかりますが、2010年代のグループアイドル・ブーム以降、複数人数による表紙は完全に定着したと言っていい。さすがに、毎号、複数人数だと新鮮味がなくなって食傷気味にもなってくると思われますが、不定期に仕掛けてくる分にはいいんじゃないでしょうか。実際、ネットの反応を見ると、『神表紙』『どっちもかわいくてよい!』『2人で写真集出してほしい!』など、いずれも評価は上々で、一粒で二度おいしいといった結論に至っているのが実情です」(アイドル評論家)

昨今の複数人数表紙といえば、『ヤンマガ』における浅川梨奈、大原優乃、わちみなみ、小倉優香、久松郁実ら事務所の枠を超えた組み合わせによる恒例のスリートップ表紙も好評。インパクトという意味では圧巻、圧倒的なものがあるのは間違いなく、単独表紙と複数人数表紙、うまくバランスを伴って共存しているのが目下の時流の感も。

「かつて、『表紙は単独じゃなきゃダメだ!』と語ったのは、イエキャブ創設者にして“巨乳バカ一代”こと野田会長でしたが、うーん、それも20年ぐらい前の話……(苦笑)。時代は大きく変わったということですかね。ただ、それでもあえて言うと、やはり、基本は単独だと思いますよ。表紙クイーンなどといった称号もありますが、それが意味するのは単独での表紙が基本。今回の動きで気になる点といえば、『マガジン』『ジャンプ』という老舗メジャー誌が連チャンで敢行したこと。偶然にせよ、歴史は一つの偶然から変わることは十分にありえるわけで、ほかの媒体の表紙への影響の有無は興味深く見ていきたいところです」(芸能ライター・織田祐二氏)

念のため記しておくと、くだんの『ヤンジャン』の武田玲奈&池上紗理依などは、同誌の表紙の常連の2人が満を持してタッグを組んだという形。『ヤンマガ』のスリートップ表紙同様、ファン待望のスペシャルの要素が大きいのは言うまでもない。

「しっかりネームバリューがあって、納得の人選、垂涎狂喜の組み合わせであれば特にあーだこーだ言うことはないでしょう(笑)。単独表紙の重みという意味では、武田、池上クラスの子がコラボで登場することにより、むしろ上がったと考えていいかと。事務所によっては、依然単独起用にこだわるところもあるようですが、それはそれでいいとして、表紙の価値や認識における多様化は今後さらに広がっていくはずです」(前出・アイドル評論家)

 ちなみに熱烈な巨乳グラドル・ファンになると「断固、絶対、表紙は単独。なぜなら、せっかくの巨乳が複数人数だと小さくしか見られないから」などといったこだわりもあるようだが、なるほど、そういった意見も確かに一理あると思われる(同様に、川崎あやの過激なハイレグなども単独表紙でこそ映えるというもの)。新時代に向けて、表紙の傾向にはこれまで以上に注目していきたい!

(文・ゴーゴータイムズ雑賀)

 

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5年目を迎えた倉持由香率いるグラドル自画撮り部。その功績をあらためて振り返り、今後の動きを占ってみた!?

2014年1月、“尻職人”こと倉持由香の発案、提唱のもと始動したグラドル自画撮り部。

グラドル史上類を見ない画期的な動きに多くのファン、メディア、そして、グラドルたちが注目し、結果、様々な賛否を招くことにもなったが、なんだかんだで(笑)5年目を迎えることに。なにはともあれ、めでたいということで。

「当時は、彼女がアイドルの穴2013準日テレジェニックベスト巨尻賞を獲得して、尻ドルとして俄然勢いに乗ってる時期でしたね。アイドルメディアはもちろん、アイドルとは関係ない媒体や著名人もその動きをおもしろがって取り上げ、一気に火がついた感じ。同じ時期に森下悠里、岸明日香、星名美津紀あたりを中心に肉食女子部が結成され、相乗効果でグラドル・シーンが再注目されたわけですが、気がつけば、肉食女子部はフェードアウト。地道にコツコツと継続してきたグラドル自画撮り部には素直に感服したいところです」(グラドル評論家)

 グラドル自画撮り部の特徴は、なんといっても“よけいな大人の手がかかっていない”、グラドルのグラドルによるグラドルのためのコミュニティということだろう。よくいえば、そのフレキシブルで自由な体質が新しくウケたわけだが、逆にいえば、それ以上の仕掛けが皆無で、プロフェッショナルの活動としては限界が見えたという指摘も。設立当時に倉持由香に取材を試みたという芸能ライターの織田祐二氏にその辺聞いてみた。

「現時点、公式ツイッターのフォロアーの数は4万6千強。部長の倉持のそれが35万5千強ということを考えると、その数字の開きは気になるところですが、ただ、当初から彼女自身『お金に結びつけることは難しい』ということを言っていて、その方向性はブレてないんですよね。そもそも、部が設立された当時は、AKBを中心とするグループ系にグラドル勢が完全に押されている時期で、結果的に話題性や注目度によりそれを打破するキッカケとなったという功績だけで十分な感も。部としてはコスプレ写真集をリリースしたり、『週プレ』とのコラボ企画を実現させましたが、おそらく、ほかにも多くの依頼や動きがあったはずで、それを受け入れなかったのは彼女や副部長の吉田早希の明確な意思によるものでしょう」

確かにくだんの肉食女子部などはメンバーが破格に豪華だった一方で、その統率性という意味では多くの問題点が生じたとも言われる。奇をてらわず、継続は力なりのグラドル自画撮り部のやり方には一理あったと言わざるえない。

「現在も新人グラドルが続々ハッシュタグをつけて参加しているほか、青山ひかるあたりも依然、愛情愛着を持って書き込みをするなど、まだまだ注目要素は十分。グラドル盛況の流れに乗って、ここから次なるトップ・グラドルが生まれる可能性は大いにありますよ。うーん、個人的には、いまだウィキペディアにその項目がないのが不思議な感じもありますが……」(織田氏)

「かつて、評論家&コラムニストの山田五郎氏は倉持を評して『着地点が見えないのがおもしろい』などと言いましたが、グラドル自画撮り部がまさにそれ。このまま地道に続くか、はたまた、さらに大化けするか。まったく読めず、そこが魅力、妙味と言えるでしょう」(前出・グラドル評論家)

先だっては、倉持と吉田であの軍艦島に上陸し、話題を呼ぶことに(笑)。グラドル自画撮り部のニーズと存在価値は依然不滅、今後は10年目をめざして、さらなる発展に期待したいところだ。

(文・山口容子)

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毎月開催されている「サンクプロジェクト×ソフマップコスプレ大撮影会」ですが、今回は「.yell plus×サンクプロジェクト22×ソフマップ★アイドル大撮影会」として3月8日に東京・秋葉原のソフマップで行われました。

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