真面目なトラック運転手の運命を変えた昭和最高の現金拾得事件
1980年4月25日、トラック運転手である大貫久男さんが東京都中央区銀座3丁目の歩道で1億円が入った風呂敷を発見。
拾得物として警察に届け出た。6ヵ月後、大貫さんは全額の所有権を取得し、所得税を引いた約6,600万円を受け取った。
受け取りの際、金額のケタ数を確認している手が震えていたので、記者から「手が震えてますね」と言われると、思わず「寒いからね」と答え笑いを誘っていた。受け取りに来た時の服装が帽子にオレンジのランニングシャツと短パンというジョギング姿で現れたため、この姿も話題になった。
また身の危険からこの時は防弾チョッキを着用し、ボディガードを付けていたという。
その後は大貫さんはバラエティ番組やクイズ番組などのテレビ番組に出てまさに時の人となった。1億円の落とし主は風呂敷に付着した指紋から、様々な人物像が想像されたが、依然、藪の中だ。
銀座3丁目の拾得場所は現在でも交通量、人通りも多く、現場前のビルのオーナーも変わってなかった。
(取材・撮影:KKフォトグラフ)
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