ニューフェイスの台頭が望まれる王道グラドル・シーンにあって、2017年の要注目の逸材と呼べるのが本郷杏奈(24)だ。昨年6月にリリースされ、amazonで1位に輝いたデビューDVD『Namara大好き』は現在も同ランキングで上位をキープ中で、新人としては異例のロング・セールスを記録。待望の新作リリースを始め、各誌グラビア、バラエティなど、精力的な展開が期待されるが、はたして、その資質、人気はホンモノか。芸能ライターの織田祐二氏に占ってもらった。
「元旦にOAされた『爆笑ヒットパレード』で今田耕司が絶賛したり、先に出演した『ゴッドタン』で初登場にしてしっかり爪痕を残すなど、新人グラドルの中で有望なのは間違いない。某誌でお馴染みのテリー伊藤対談にも登場を果たしたようですし、『ヤンマガ』では二度目のグラビア起用など、波は確実に来ている。心配な点といえば、性格が謙虚すぎるぐらい謙虚なことと、北海道出身であるということですかね(笑)。自分が北海道出身なので、昔から気にかけてるんですが、北海道って、なぜか人気グラドルが生まれにくい土地なんですよね」
北海道出身の人気グラドルといえば、真っ先に川村ゆきえ(31)が思い浮かぶが、彼女、生まれは同地なものの、育ったのは神奈川と千葉であり、純粋な道産子アイドルという括りでは呼びづらい? ほかには、ミスFLASH2012を獲得した遠野千夏(現・金山睦)や、同じくミスFLASH2015を獲得した阿部未穂(元・あべみほ)、昨年、『ゴッドタン』でプチブレイクした西岡葉月、古くは矢部みほ(元・矢部美穂)などが挙げられるが、確かに若干パンチ不足なのは否めない(余談ながら、改名が多いのは偶然? 西岡葉月も当初は単に葉月だったはず)。
「『ゴッドタン』出演時には、時折、北海道訛りが飛び出してましたが、その辺、気にせずどんどん出してもらいたいですね。それこそ、大泉洋や加藤浩次のような道産子ならではの独特な口調、その女性版として喋りを持ち味にするぐらいに。あと、所属事務所は森下悠里、岸明日香、橘花凛らを擁するグラドル仕事に強いアッシュで、その辺は断然強み。肉食女子部の新メンバーとして、ジンギスカン担当なんてのにも期待したいです」(同氏)
容姿や雰囲気的(おっとりで柔和)には、かつての新人時代の吉岡美穂を彷彿するという声もチラホラ。現時点、お膳立ては揃いすぎるほど揃ってるというわけで、あとはその秘められた魅力をどこまで発揮できるか。まずは夏までの動きに、俄然注目だ!
(文・ニイゼキユウジ)
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