9月30日の写真集イベントで女性ファン向けコーナーを敢行する橋本マナミ。芸歴20周年を機に、同性ファンの新たな獲得の思惑も見え隠れするが、はたして、その結果は?

写真集「#びちょびちょ」

橋本マナミ写真集イベントの狙いとは?

 8月8日で33歳を迎えた橋本マナミ。アラサーグラドルの代表格として、はたまた“国民的愛人タレント”の第一人者として、依然、八面六臂の活躍ぶりであり、バラエティはむろん、ここ数年は女優としての活動も(加えて評価も)顕著。まさにマルチにひっぱりだこの多忙さといえるが、そんな盤石な現状においても、実は全然満足できていないという噂がチラホラ。いったい、どういうことなのか?

「ズバリ、同性からの人気、支持の問題でしょう。元オスカープロモーション所属にして、今年芸歴20周年を迎える彼女ですが、これまで数多くの人気タレントを間近で見てきた彼女にとって、芸能界で生き残る術として重要視しているのが同性票なんだとか。その意識が如実に表れてるといえるのが9月30日に行われる新作写真集イベントであり、“女性も来やすいイベント”であることを盛んにPR、ほかのグラドルのイベントとの差別化をはかることに殊更力を入れているんです」(芸能関係のネットライター)

 肝心のその女性向け(?)イベントの内容はといえば、女性限定枠として1冊購入のみでイベントに参加できるというもの(むろん男性も1冊購入でも構わないが、当然のごとく参加時間や特典において、5冊券や10冊券などの複数購入が優遇されるしくみ)。女性に限って電話予約の不要に加え、男性ファンとは入場時間がバッティングしないというシステムもあえて設けている模様(別に男女のファン同士一緒に入場、楽しんでもよさそうなものだが)。

「女性優遇のイベントといえば、今年2月に本ニュースでも取り上げた壇蜜のそれが記憶に新しいところですが、アラサーないし30代のベテラングラドルにとって、そういうシステムは必要ということなのでしょうか(笑)。正直、男性向けの写真集を女性に買わせるのもどうかと思いますし、逆に女性ファン寄りにした内容の写真集というのも男性ファンからするといまいちピンと来ないものもあるわけで。要は、しっかり対象を絞って制作し、それにあわせてイベントを開催したほうがファンの共感も得られてわかりやすい気もするのですが……」(スポーツ紙記者)

 今回の橋本のイベントに関していえば、写真集のタイトルが『♯びちょびちょ』ということもあり(つーか、この時点で明らかに女性向きではない)、複数購入の目玉特典として、“Tシャツ姿の彼女に水をかけてびちょびちょにできる”のがウリとか(苦笑)。女性(のファン)がそういう企画を知ってどう思うのかについて、本人含めスタッフサイドはどこまで考えたのか、気になるところではある。

「一部ネットでも指摘されているように、当日の取材記事に『女性ファンも駆けつけた』ということを書いてほしいという思惑も見え隠れしますが(笑)、うーん、自分も、特に男と別枠じゃなくてもいいんじゃないかとも思いますがね。彼女の目下の知名度と人気からして、彼女の本当のファンなら、男のファンとバッティングしてでも行きたいと思うはずですから」(芸能ライター・織田祐二氏)

 芸歴20年目を迎えてのいわば新装開店、女性ファン取り込み作戦とでもいうべき内容を有したイベント。新たなスタート、歩みを構想する彼女にとって、気合いが入るのも当然か。はたして、どんな結果が得られるのか、大いに注目したいところだ。

(文・三橋りの)

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