ちまたで盛んに報じられている“オスカーでの武井咲の後継者は誰?”論争。有望若手新人から剛力彩芽まで様々な名前が挙がる中、大本命を予想してみた!

 9月1日の妊娠結婚発表以降、ネットを中心に各メディアで盛んに報じられている“オスカー内における武井咲の後継者は誰か?”論争。決して引退するわけではなく、10月からも次なる主演ドラマが始まるということで、このタイミングでやる必要があるかいささか疑問もなきにしもあらずだが、あえて乗っかってみることに(笑)。

「年齢やキャリアから考えて、順当にいけば第13回全日本国民的美少女コンテストグランプリの吉本美憂(20)でしょう。今年は主演を務めた『クズの本懐』から先の『ウチの夫は仕事ができない』、10月から始まる『さくらの親子丼』まで4本のドラマに出演。芸歴は5年目でまだまだ世間的には知名度は低いですが、大化け指数はピカイチ。唯一危惧する点といえば、昨年公開された映画『HiGH&LOW THE RED RAIN』(筆者註.言わずもがな、EXILE TRIBEが主演)に出演していることぐらいで(苦笑)」(アイドル評論家)

『クズの~』では大胆なベッド・シーンも披露。あの国民的美少女コンテストグランプリの彼女がなぜ!? などと大いに話題を呼んだが、女優としての資質や伸びしろに定評があるのは事実。国民的美少女コンテストファイナリストで構成されるアイドルユニット『次世代ユニットX21』のリーダーとしても活動中で、アイドルファンの間でこの後継者予想に異論を持つ者は少ないだろう。芸能ライターのゴーゴータイムズ雑賀氏にも聞いてみた。

「10月から始まる『DoctorX』新シリーズの5代目秘書役に抜擢された是永瞳(20)、吉本と同じ第13回国民的美少女コンテストで審査員特別賞を受賞し、朝ドラ『べっぴんさん』での娘役や第88回選抜高等学校野球大会の『センバツ応援イメージキャラクター』で一気に知名度を上げた井頭愛海(16)、女優としてはこれからですが、今年『女城主 直虎』の高瀬役でドラマデビューしたほか『チオビタドリンク』の一連のCMの娘役で人気急上昇中の第14回同コンテストグランプリの高橋ひかる(15)、今年の同コンテストグランプリ獲得で早々に武井咲と雑誌表紙で共演、『目標は武井咲さん。25歳まで恋愛しません』宣言で俄然(笑)注目の井本彩花(13)など、老舗事務所ならではの精鋭揃い。一部ネット記事で『後継者は剛力彩芽』などと書かれたりもしていますが、意味不明。バリバリ主演級の剛力に失礼ですし、オスカーの女優層を舐めすぎですよ」

 筆者としては“10年後の後継者”として本田望結(13)、フィギュアでのメダル獲得後の女優転向も視野に入れて本田真凛(16)も挙げておきたいが(笑)。なお、今年芸歴5年目という話が出た吉本美憂だが、武井の当時を振り返ると、4年目でドラマ初主演(NHKドラマ『青山ワンセグ開発 パラピク女子高生マコト』・全3回)を果たし、5年目には『アスコーマーチ~明日香工業高校物語~』で連ドラ主演、以後、ここまで主演街道を邁進し続けている。

なにはともあれ、依然賛否論争が喧しい武井のデキ婚騒動だが、いったん冷静にこういったオスカーの若手女優の分析(というより今後の女優シーンの展望)を行うことは、なるほど、女優ファンにとっては意義深いといえるだろう。その機会を与えてくれたことに関しては、“さすが、トップ女優の余裕の賜物”として素直に敬服したいところか。

(文・織田祐二)

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