【聖地巡礼 4】大相撲、プロレスと数々の名勝負を作った闘いの殿堂がいまでは下水道局の処理施設に変貌【蔵前国技館】

1:看板には蔵前国技館の跡地であることが書いてあり、大相撲の資料も展示してあるという

古き良き日本格闘技界の聖地は閉館後どうなったのか?

「栃若時代」「柏鵬時代」「輪湖時代」の大相撲黄金時代の舞台であり、力道山対木村政彦ジャイアント馬場、アントニオ猪木、初代タイガーマスクなどプロレスの名勝負を生み出した闘いの殿堂、蔵前国技館は1954年9月に東京都台東区蔵前に完成。
1984年9月場所千秋楽を最後に閉館した。

2:跡地の一部には資料館の蔵前水の館がある

大相撲、プロレス、ボクシングと格闘技のイメージが強い会場だが、意外なところではキャンディーズのコンサートも開催されている。

1984年9月場所千秋楽を最後に閉館。翌年1月場所からは現在の両国国技館へ興行場所が移った。
蔵前国技館跡地は東京都に売却し、その売却益が両国国技館建設の資金となった。

跡地は現在、東京都下水道局の処理場と展示資料館の蔵前水の館になっている。

3:蔵前国技館の跡地には近代的な建物が

4:かつてこの入り口を数々の名横綱、名レスラーも通ったのだ

閉館時には、当時の大相撲協会理事長の春日野理事長(元横綱栃錦)を初め、平幕の力士が土俵を囲み、『蛍の光』の歌声とともに幕を閉じた光景が感動的だった。

(取材・撮影:KKフォトグラフ