意外な人物の意外な犯罪で、激震が走った高部あいの逮捕騒動。
最近でこそやや影が薄くなっていた印象はあったものの、2004年・第10回全日本国民的美少女コンテストでグラビア賞を獲得しての実績で一時はドラマやバラエティを席巻、演技部門賞を獲得した福田沙紀とともに同大会における出世頭として、アイドル・ファンにはお馴染みの存在といえただけにその衝撃は大きかった。
「第10回大会は、特に期待が寄せられていたグランプリと審査員特別賞の計3名がほどなくして芸能界から引退してしまいましたからね。
その分、彼女にかけられた期待は大きかった。薬物をいつから常用していたのかは不明ですが、プレッシャーを克服するために人気絶頂時から手を出していた可能性も十分あるんじゃないでしょうか」(アイドルライター)
さまざまな波紋を呼ぶことになったこの騒動だが、実は思わぬ方面に話題は波及、さらなる波紋を呼んでいるとも。
「彼女を知らない年配の世代、さらには名前で勘違いした者が大勢“高部知子”名でネット検索して、その検索数が一気に増えたようなんです(笑)。
高部知子といえば、80年代にアイドル・トリオ『わらべ』のメンバーとして活躍、ユニット結成のキッカケとなった欽ちゃんの番組や大ヒットドラマ『積木くずし』の主演で人気を集めたものの、裸体に布団をかけた姿で煙草をくわえた写真が写真週刊誌『フォーカス』に流出。
いわゆる“ニャンニャン事件”で失速を余儀なくされた伝説の人物ですが、実は現在も芸能事務所に所属しており、タレントとして地道に活動を続けていることが明らかになったんです」(週刊誌記者)
“高部”繋がりで彼女の現在が世に知られることになろうとは、なんとも意表を突く展開! ただし、事態はそれだけにとどまらないようで……?
「彼女が所属している事務所というのが『オフィス・カルーゼル』、あのカルーセル麻紀が運営している事務所なんです。
カルーセル麻紀といえば、いわずもがな“性転換手術のパイオニア”、オネエタレントの先がけとして知られていますが、同時に2001年9月に大麻とコカイン所持で逮捕されたことでも有名。
そう、“高部”と“コカイン”の関係性がこんなところにもしっかり存在していたというわけで、非常に驚かされました(笑)」(同氏)
単なる偶然で、高部あいとはなんの関係もない話ではあるが、確かに興味深いといえば興味深い?(笑)。
今後、高部あいの芸能界復帰がありうるとすれば、『オフィス・カルーゼル』所属で再出発なんてのも妙案かもしれない!?
(文・織田祐二)
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