古き良き日本格闘技界の聖地は閉館後どうなったのか?
「栃若時代」「柏鵬時代」「輪湖時代」の大相撲黄金時代の舞台であり、力道山対木村政彦、ジャイアント馬場、アントニオ猪木、初代タイガーマスクなどプロレスの名勝負を生み出した闘いの殿堂、蔵前国技館は1954年9月に東京都台東区蔵前に完成。
1984年9月場所千秋楽を最後に閉館した。
大相撲、プロレス、ボクシングと格闘技のイメージが強い会場だが、意外なところではキャンディーズのコンサートも開催されている。
1984年9月場所千秋楽を最後に閉館。翌年1月場所からは現在の両国国技館へ興行場所が移った。
蔵前国技館跡地は東京都に売却し、その売却益が両国国技館建設の資金となった。
跡地は現在、東京都下水道局の処理場と展示資料館の蔵前水の館になっている。
閉館時には、当時の大相撲協会理事長の春日野理事長(元横綱栃錦)を初め、平幕の力士が土俵を囲み、『蛍の光』の歌声とともに幕を閉じた光景が感動的だった。
(取材・撮影:KKフォトグラフ)
大相撲ちょこっとウンチク 国技館「ひがぁ~しぃ~」、実は北 (朝日新聞デジタルSELECT)
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