昨年夏、9年半在籍したアイドルグループ・9nineを脱退し、女優業に専念することを表明した川島海荷(23)。
注目されたその後の展開はといえば、周知のとおり、同年10月から日テレ朝の情報番組『ZIP!』の総合司会に抜擢、女優業から逆に遠のいた感もなきにしもあらずだが(単発で数作出演)、この7月からは深夜アニメ『ナナマルサンバツ』のヒロイン役の声優を務め、女優としての新たな動向に関心が集まっているのが実情だ。
「グループ脱退後の最初の仕事がキャスター業ということで、ファンを大いに驚かせたわけですが、一説によると、同じ事務所にして年齢的に同じ学年という関係にあった能年玲奈――現在ののんですが、彼女を巡る騒動に伴う世間やメディアからの無用な比較を避けるべく、あえて仕事を厳選したとも。キャスター中心となれば、のんとの関連、因縁はほぼなくなりますからね。なるほど、キャスターに続くレギュラー仕事がアニメの声優というのは(編集部註.9nine脱退後、ラジオのレギュラーもアリ)、そういった説の矛盾では? といった指摘もありそうですが、ここにきて、のんの本格リ・スタートも囁かれる中、彼女の気持ちの中で吹っ切れるなにかが、さらには今後に期するものがあったということじゃないでしょうか」(週刊誌記者)
先日は、久々のバラエティ出演を果たし(『ウチのガヤがすみません!』)、料理下手の芸人らが作る“見た目最低”のオムライスを笑顔で食したり、「男の声フェチ」であることを告白するなど、いままでに見られなかった一面を披露してくれることに。この一年で、さらに磨きがかかったと評判のその美貌にも要注目といえる。
「ネットではあまり語られていませんが、“奇跡の一枚”の橋本環奈や“岡山の奇跡”の桜井日奈子といった昨今の“アイドルの奇跡”ブームの、実は元祖と呼べるのが彼女。2012年に出演した『さんまのまんま』で、あまりのかわいさにさんまが『埼玉の奇跡』と形容し、結果的にこれが“アイドルの奇跡”の嚆矢となっているのは知る人ぞ知る話。のんとの関係? については、現時点なんともいえないですが、ともに変わった名前と名字ということで、事務所の因縁は抜きにして、同世代の女優のよきライバルとして活動していってもらいたいところです」(芸能ライター・織田祐二氏)
2人の共通点といえば、目標の女優としてともに新垣結衣の名を挙げていることもファンにはお馴染みの事実といえるが、それはともかくとして(笑)、川島には、20代後半になって、さらに驚異的な伸びしろを世に知らしめることになった新垣のような女優をめざしていただくということで、改めてエールを送っておきたい。
(文・ゴーゴータイムズ雑賀)
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