ここ数年、アイドル・シーンでお馴染みの髪型のツインテール。その魅力と歴史、さらに、目下、次々に誕生するあの肩書きのアイドルとの相関性について検証してみた!?

 ここ数年、アイドル界で特に注目を集めている髪型の一つといえば、やはりツインテールだろう。シーンをざっと見回しただけでも、日本ツインテール協会公認のdropを始め、BABYMETAL、わーすた、GEMなどのグループ(のメンバー)がその髪型でお馴染みであり、さらにソロでも、橋本環奈や佐野ひなこ、天木じゅん、最近では、篠田麻里子がその髪型の写真をinstaに投稿し、話題になったばかり。

 ツインテール事情に造詣が深い芸能ライターの織田祐二氏に聞いてみた。

「うーん、全然詳しくはないんですが(笑)、ただ、顔とのバランスや髪の長さ、キャラ、年齢も含め、アイドル全員ができるわけじゃないので、非常に関心のある髪型とはいえますね。
 芸能界における元祖は、60年代後半に一世を風靡し、最近はドラマ『ひよっこ』にも名前が出てきた内藤洋子(編集部註.元・女優にして、前代未聞の一大騒動が記憶に新しい喜多嶋舞の母親)とも言われていますが、どちらかといえば、というより圧倒的にアニメの美少女キャラの髪型として浸透、定着してきたものでしょう。
 アイドル・シーンでは、ここ10年ほどのグループアイドル・ブームの中、グループ内でより存在感を発揮する髪型として、また、激しいダンスの動きによって映える髪型として、徐々に認識されてきた印象です」

 数字の形の印象からツインテールの日と呼ばれる2月2日始め、SNSにその髪型の写真を投稿して話題を集めるアイドルも多い昨今。が、そんな中、ここにきて、アイドルとツインテールとの間に新たな相関性が生じ始めていると織田氏は分析する。

「これまでネットでツインテールの髪型が話題になった顔ぶれを見ると、橋本環奈、浅川梨奈(SUPER☆GiRLS)、滝口ひかり(drop)、齋藤飛鳥(乃木坂46)、小栗有以(AKB48)あたりが特に印象的なんですが、熱心なアイドルファンならお気づきのとおり、いずれも話題の“○○年に1人”で注目され、ブレイク中の面々。改めて言うまでもないですが、橋本環奈はその元祖的存在の“1000年に1人の美少女”。浅川梨奈は“1000年に1人の童顔巨乳”、滝口ひかりは“2000年に1人の美少女”にして日本ツインテール協会公認のアイドルグループ『drop』のメンバー。
 齋藤飛鳥は“4000年に1人の美少女”で、小栗有以は“20000年に1人の美少女”。その年数の大小、形容の真偽については各自ファンに判断を委ねるとして(笑)、ツインテールが似合う面々が奇しくもそういった称号を得ている点――ほかにも“○○年美少女”はいるわけですが――はしっかり認識したうえで、大いに検証する必要がありそうです」

 “1000年”にしろ“20000年”にしろ、一般の人間レベルを超えた数字、肩書きなのは確かで、アニメの世界の究極のツインテール美少女と重ね合わせて、アイドルファンが彼女らを見ているふしもなきにしもあらず……。あと、逆に言えば、ツインテールが超似合う超美少女であれば、さらなる“○○年に1人”アイドルに認定される可能性も十分ありうるということか。ツインテールがこの世に存在する限り、新たな(人間レベルを超越した)形容のブレイクアイドルはまだまだいくらでも登場しそうだ。

(文・柳田かずみ)