新進グラドル・辻りんがYouTuberデビュー! 野球をまったく理解していない彼女が、初体験のプロ野球ゲームをプレイしつつ、ドタバタ実況! この新手の試みは賞賛に値するものなのか? 緊急対談!

新進グラドル・辻りんがYouTuberデビュー! 

アイドルライター・ゴーゴータイムズ雑賀 続々グラドルがYouTuberデビューする中、新人グラドルの辻りんによる、グラドル界前人未到の試みが話題を集めています(笑)

芸能ライター・織田(おりた)祐二 8月20日から始まった『辻ちゃんねる』ね。フツー一発目は自己紹介だったり、自分の得意分野をおこなうと思うんだけど、チョイスした内容がまったく理解していないプロ野球で、初体験というプロ野球ゲームの実況(笑)

雑賀 彼女自身、大のゲーム通という意味ではファンに知られた存在ですが、野球ゲームは初めてということで。しかも、対戦カードがDeNA対楽天という……(笑)

織田 そのあたりは、彼女の熱烈ファンである某氏が絡んでいて、その氏は大のDeNAファンで、自分(織田)が楽天ファンであるということも知ってて、そういった思惑もあったのかな? と深読みもしたんだけど、まったく関係ない模様(苦笑)。自意識過剰でした(笑)

雑賀 あくまで彼女自らの意思でチョイスしたカードであると(笑)

織田 そうそう。一般にわかりやすい巨人対阪神とか、巨人対ソフトバンクとか選んでもよさそうなものだけど、そうしないところが彼女らしさというか

雑賀 本当にわかってないという証左でもありますよね(苦笑)。ちなみに、すでに2試合目の実況も上がっていますが、そちらは巨人対広島になっております

織田 彼女なりの軌道修正?(笑)。で、記念すべき初戦のDeNA対楽天。彼女は楽天サイドをプレイしつつ、実況を始めるんだけど、野球を本当に知らな過ぎて、ただ、それが功を奏してというか、神がかり的に強烈に痛快な映像になっている

雑賀 こういうのって、プロ野球ファンが見たら『ふざけすぎ』とかいった意見も聞かれそうですが、そうはならないところが見事(笑)

織田 冒頭、楽天のスターティングオーダーを順に読み上げるんだけど、“1番、遊戯、しばき”から自分はKOされました」

雑賀 1番・遊撃手・茂木ですね(笑)」

織田 “2、さんしん、鈴木”といった具合に、そんな調子で読み上げられていって

雑賀 正確には、2番・三塁手・鈴木ですね

織田 いきなり、三振と言われるのは酷(笑)

雑賀 彼女、2試合目の巨人の選手の読み上げでも“4番・さんしん・岡本”でブレていませんでした(笑)

織田 ファンも誰も彼女に教えようとしないのがポイント(笑)

雑賀 おそらく、間違いが多すぎて、彼女自身、聞かされても頭に入りきらないかと(苦笑)

織田 そうね。あと、二塁手を“にしん”と言うんだけど、“三しん”と言ったからには、“二しん”だろうと彼女の中で妙な法則が出来上がっているのも興味深く……

雑賀 法則といえば、先発の則本を最後まで“そくもと”と言い続けてましたね(笑)」

織田 試合展開についてはここでは深くは書かないけど、一番驚いたのが……

雑賀 浅村のバントですよね

織田 2回表、4番・浅村からの攻撃で、初球をバントするという」

雑賀 現実では1000%ありえない攻撃!

織田 いや、最近不調のイーグルス。そのくらい意表つく攻撃やってもいいかも……って、さすがにその攻撃はないか(笑)

雑賀 イーグルスといえば彼女、1回の裏が終わるまで自分がイーグルスをプレイしてたってわからなかったという(笑)

織田 解説者の『バッターが山を張ってたのかもしれませんね』に対し、『どこの山よ?』と呟いたのも最高だった

雑賀 スリーアウトでチェンジということからわかってなかったようなので、野球でよく使われる用語までは……(笑)

織田 まあ、あとは実際見てもらうということで。15分ぐらいの映像なので、サクッと笑えて見られるのがいい(笑)

雑賀 さっきも言いましたが、しっかり笑える内容になってるんですよね

織田 なってるなってる(笑)。こういう試みって、下手したら奇をてらって笑いを求めすぎて空回りするパターンもあると思うんだけど、そうなっていないのが好印象

雑賀 展開が早いので、奇をてらう余裕がないとも(笑)

織田 一種の大喜利ですよね。どんどん試合が展開していって、そこでなにを言うか。そんな中で彼女の言葉に不快さは微塵も感じられない

雑賀 彼女、声もいいんですよね

織田 いいよね。2試合目の巨人戦では、解説で喋りまくる里崎に『解説がちょっとうるさくてね。自分の言いたいことが言えません(笑)』と苦言を呈するところなど、彼女のキュートな声で言われたら、里崎もなにも言えないはず(笑)

雑賀 なお、2試合目の巨人対広島は、両チームで38安打17得点の乱れ打ちになっています(笑)

織田 両軍というか、そうね(笑)。元来ゲーム通の彼女だけあって、急激な進歩で操作が上達しているのも見どころ

雑賀 実況のほうも(笑)

織田 『龍が如く6』や『バイオハザード』の実況映像も随時上がっているので、プロ野球モノは今後どんな感じで進んでいくかわからないけど、前人未到の新たな試みであるのは間違いない

雑賀 今後はほかのグラドルも負けじと同様の実況を……(笑)

織田 ありそう? ただ、今回の彼女の実況があまりに痛快で見事過ぎて、対抗するのはかなり難しいような(笑)

雑賀 確かにそうかもしれないですね(苦笑)

(文責・織田祐二)