不倫騒動後、3か月の謹慎を経て復活した田中萌。前途多難の中、再浮上のカギを握るのは???

tanaka

田中萌は完全復活したのか?

 禁断の不倫(それも局内、それも同じ番組内)発覚による3か月の謹慎を経て、この度、バラエティ番組『バクモン学園~鬼教師・太田と委員長・田中と芸人30人の物語~』のMCとして現場復帰を果たした田中萌(25)。当然のように賛否渦巻く中、第1回の放送ではブランクを一切感じさせることなく進行をソツなくこなし、改めてその実力と存在感を発揮した形になったわけだが、はたして、未来に繋がる完全復活と呼んでいいのか?

「いやいや、ハッキリ言って前途は多難でしょう。現場復帰にあたっては、その時期や担当番組など、局内で相当揉めたと言われており、一説によると、マツコと有吉の新装開店番組と呼べる『マツコ&有吉 かりそめ天国』のMC起用プランも浮上したそうですが、結局、ご破算に。2人と絡んで、“コンドームアナ”という最悪のレッテルを見事払拭した夏目三久の例もあり、本人的にはやる気満々だったという話も伝わってきていますが……。
ただ、あくまで彼女はお堅い報道志望。バラエティへの出演は本意ではなく、そう考えると、先行きは極めて不透明、いや、お先真っ暗と言っても過言じゃないでしょうね」(週刊誌記者)

 周知のように、新人時代の彼女のブレイクのキッカケとなったのが、田中裕二と山口もえの結婚時の田中へのインタビュー。“田中”と“もえ”の名前繋がりで幸先よくスタートダッシュを切ったわけで、今回もその縁を再びバネにして、改めての飛躍に期待したいところだが。何か秘策はないものか、新人時代から彼女を高く評価している芸能ライターの織田祐二氏に妙案(?)を提起していただいた。

「可能であれば、この際一切開き直って、矢口真里のように不倫をネタにしていくというのもアリだと思いますが、さすがに局側が許さないでしょう。その辺は鬼教師役の太田のいじりにも関わってくるのですが、あえて、ゲストとして不倫経験のある陣内智則やワッキー、とにかく明るい安村あたりを呼んで、話を振りやすくするのも一手かも。
うーん、現時点、やれそうで期待したいことは、出演している若手芸人と積極的に絡んでいくことですかね。それこそ、『さんまのお笑い向上委員会』で進行の久代萌美がホリケンとネタを披露したり、バッドナイス常田と恋ネタで盛り上がっているように、彼女も過去の実績や女子アナとしてのプライドはいったん捨てて、背水の陣の覚悟でもって芸人と絡んでもらいたいです」

 やはり前途は多難というのが正しいようだが、それより気になるのは、番組自体、内容的にパンチ不足の感は否めなく(まだ始まったばかりだが)、盛り上がらないままあっさり終了で、気づけば彼女もフェードアウト……という危惧もチラホラ。その意味でも、彼女にはタブーなしの姿勢、言動で番組に臨んでいただきたい限り。

(文・三橋りの)

関連商品

原色美人キャスター大図鑑2017 cent.FORCE sprout & kansai Fresh File【文春e-Books】
文藝春秋 (2017-03-03)
売り上げランキング: 1,815