デビュー20周年(&誕生20年)アイドル座談会
芸能ライター・ニイゼキユウジ CYBER JAPAN DANCERSの結成20周年がちまたで盛り上がっていますね
芸能ライター・織田祐二 ちまたでかどうかはわからないけど、一部のメディアでは確かに盛り上がってますね
ニイゼキ ただ、デビュー20周年といえば、まだほかにもいるわけで
織田 コロナ禍の影響で、大々的に謳えず、祝えてないのが実情ですね
ニイゼキ 筆頭は、2020年1月9日に行われた東宝シンデレラオーディションでグランプリに輝いた長澤まさみ
織田 (資料見ながら)35153人の応募者の中から、当時史上最年少の12歳で選ばれたという
ニイゼキ ちなみにその後、その最年少記録を更新したのが2011年グランプリの上白石萌歌ですね
織田 10歳でしたっけ。うーん、長澤が世に出た1日前の2000年1月8日に、ちとせよしのが生まれてるんだな
ニイゼキ あ、そっちで攻めてきます?(笑)
織田 いや、ただ、20周年の面々をツラツラ挙げていっても限界来るかなと思って(笑)
ニイゼキ 順に挙げていくと、2000年春頃に吉岡美穂、4月に乙葉がデビューしています
織田 (資料見ながら)なるほど、吉岡は『サントリーDハイ小町』と『全日本GT選手権マリオレーシングチーム』のキャンペーンガールに選ばれて芸能界入りしたんだけど、そのあたりの日にちがいまとなっては曖昧……
ニイゼキ 1 st写真集『MIHO』が出たのが2000年の6月
織田 いきなり、写真集を出せるというのが時代を感じるところ(笑)。あと、乙葉は乙葉名義でのデビューですね。その前の数か月は本名で活動していた
ニイゼキ あ、3月にはモー娘。4期の石川梨華、吉澤ひとみ、辻希美、加護亜依らもデビューしています
織田 (マイ手帳見ながら)2000年3月6日に生まれたのが頓知気さきな、4月28日に生まれたのが春野うらら
ニイゼキ 手帳になにを書いてるんですか(笑)。続けて挙げていきますと、7月に杏さゆりがミスヤングマガジンの準グランプリでデビュー
織田 1996年から2000年の5年間は、ミスマガジンじゃなく“ミスヤングマガジン”という名称だったんだよね
ニイゼキ グランプリは川村亜紀ですが、彼女はその前から活動をしていて
織田 今年1月に杏さんにインタビューしたときは、『20周年でなにかやりたいですねえ』と言ってたけど、こういう状況じゃね……。(マイ手帳見ながら)2000年7月11日に大間乃トーコが生まれてますね
ニイゼキ 目下、ミスFLASH2021候補のやのかえでも同日7月11日生まれです(キッ)
織田 2000年の9月10日といえば、ホリプロタレントスカウトキャラバンで綾瀬はるかが審査員特別賞に選出された日
ニイゼキ 織田氏が特に大好きだった藤本綾がグランプリだった回ですね(笑)。なるほど、あらためて振り返ると、長澤と綾瀬はキャリアがほぼ同じという事実
織田 学年は綾瀬が3つ上。で、その翌日の9月11日に生まれたのが、キャンパスクイーンで人気上昇中の岩本愛未
ニイゼキ どことなくお顔が藤本を彷彿……?(笑)
織田 そうして9月14日に生まれたのが、目下、1 stDVDが激売れ中の林田百加(もか)」
ニイゼキ 当時15歳の小向美奈子が第1期プチエンジェルに選ばれたのが2000年の終盤でしたか
織田 プチエンジェルでは井上望(現・いのうえのぞみ)が好きだったなあ。インタビューした際、『日本国憲法を暗記してます』という話が印象的だった。その後十八番になった世界1人旅の無茶さ加減に通ずるものが当時からあった(笑)
ニイゼキ その頃生まれたのは……?(笑)
織田 (マイ手帳見ながら)11月8日に来栖りんが生まれてますね。この時期といえば、1999年にデビューした井川遥の評価が俄然上昇していた時期で、2001年1月の伝説級の盛況を見せた写真集&DVD発売記念イベントに繋がるという
ニイゼキ そういや、2000年といえば、織田氏責任企画の『グラドル番付』が某誌で始まった年でもあるんですよね
織田 そう。いまや定番のグラドルの番付企画の嚆矢……って、自分でいうのもなんなんですが(苦笑)」
ニイゼキ 十年一昔でいうと、ふた昔ですからね。いろいろ時代の移り変わりがあって当然です(笑)
織田 ……………
(文責・天然バナナ工場長)