【高視聴率確実!?】加藤紗里、田中萌、宇垣美里、新田恵海、ベッキー、のん、などなど世間を騒がせた女性芸能人が総出演!!「お騒がせ!女だらけの紅白歌合戦2016」開幕!!

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お騒がせの女性芸能人18人を選出の裏紅白
「お騒がせ!女だらけの紅白歌合戦2016」開幕!!

 和田アキ子始め、ベテラン勢の相次ぐ落選や、相変わらずのジャニーズ偏重など、今年は例年以上に物議を醸している大晦日恒例の『NHK紅白歌合戦』。昨年は歴代最低の39.2%を記録し、今年は大幅にそれを下回る可能性も高いといわれているが、そんな中、本ニュースは、それに対抗すべく、「裏紅白」というべき『女だらけの紅白歌合戦』を企画! 
今年、お騒がせの女性芸能人18人を選出し、思いのたけを歌でぶつけてもらおうという素晴らしい主旨(自画自賛)。本家の裏でやっても25%ぐらいは堅いんじゃないか。無理? まあ、そう野暮なことは言わずに(笑)。

 それでは、誌上実況形式で行ってみよう! 「第1回、女だらけの紅白歌合戦、スターーート!」(ちなみに司会は、フリーになって今年一気に株を上げ、結婚も決まった上田まりえと、上田とは同期同年齢の間柄で、念願の好きな女子アナランキングにもランキングされた田中みな実を熱望!)。

第1対決

加藤紗里 『それ行けカープ~若き鯉たち~』(塩見大治郎)
vs
川原結衣 『こんにちは赤ちゃん』(梓みちよ)

第1対決はこの2人。正直、どうでもいい感もあるが、怖いもの見たさやアンチファンによるネット上の盛り上がりは凄まじいはず。加藤はこの曲、恐らくサビの部分しか歌えなく、あとは笑顔でごまかすこと必至……って、やっぱどうでもいい(笑)。

第2対決

田中萌 『純愛ラプソディ』(竹内まりや)
vs
小林悠 『ブッツ仏像』(勝手に観光協会byみうらじゅん&安齋肇)

ここからは女子アナ対決二番勝負で。一発目はこの2人。田中が歌うのは竹内まりやの最大のヒット曲であり、不倫するOLの思いを見事に明るい曲調で表現したこの曲。
冒頭の「♪明るいだけが取り柄でも私だって命がけの恋に憧れることがある」を歌われた瞬間に聴いてるほうは泣いてしまいそう。同じく不倫(あくまで噂)で、3月にTBSを退社した小林悠は、切ないナンバーではなく、あえてロックなこの曲で。
大の仏像好き、オンボロアパートに住んででも、週末は全国の仏像巡りの旅に出かけたという彼女にとっては、本懐の選曲だろう。

第3対決

宇垣美里 『Everything』(MISIA)
vs
三上真奈 『あ、やるときゃやらなきゃダメなのよ。』
(クレイジーケンバンド)

第3対決は恋敵と噂のこの2人。宇垣は2000年代を代表する名バラードのこの曲。「♪やさしい噓ならいらない ほしいのはあなた」の部分など切々と歌い上げていただきたいが、難易度が超絶に高い曲でもあり、歌唱力がちと(かなり)不安。サビの部分はグダグダになって、せっかくの名曲が台無しって結果に? 
一方のミカパンの選曲は、’15年の『27時間テレビ』で岡村隆史らが入る子供用ビニールプールにTシャツのまま前転して飛び込んだ際の名言(迷言)「やればできる子なんです」より。今回の騒動ではそれをしっかり体現した形になったが、あの「やれば」は単なる「やれば」じゃなくて、「ヤレば」だったってことか。

第4対決

新田恵海 『あの日にかえりたい』(荒井由実)
vs
小倉優子 『永遠ラブリン(∂▽<)』(小倉優子)

新田さんについては、(選出はしたものの)すいません、筆者的によくわからないのでノーコメントで。騒動後の4月以降、ツイッターが更新されていないところを見ると、それが彼女の意思表示であると同時に、なんらかのダメージがあったようにも思われるが、うーん、やっぱノーコメントで(ちなみに個人的に、荒井時代のユーミンの名曲のこの曲、コーラスになみに荒井時代のユーミンの名曲のこの曲、コーラスに歌手としては大先輩にしてハイ・ファイ・セットのヴォーカルの山本潤子を迎えて歌うライブ・ヴァージョンが好き)。
ゆうこりんは‘04年にリリースした自身の2ndシングルより。浮気をされても永遠ラブリン
?なんて泣かせてくれる。ただしここにきて「年内、離婚か?」の報道もチラホラ。芸能レポーターの井上公造が先頃、某番組で表明した「女性タレントYの離婚」って、やっぱり……?

第5対決

村主章枝 『ヌード』(SILVA)
vs
高橋しょう子 『Gotta Fight』(LOUDNESS)

中盤の第5対決はこの2人。村主は金に困ってヌードになったと報じられているが、それが事実なら、楽屋で(この紅白が実現すること前提)高橋に相談して、その旨味、楽しさ(気持ちよさ)をじっくり聞いて、AV行きを検討してもいいだろう。
彼女がAVに行けば、知名度からいって相当の金が動くはず。いろんな意味で(笑)見たい人も多いだろう。ハードロック・バンド『ヘルダーリンズ』のギターとしても活動中の高橋は、日本メタルの重鎮の名曲を。バンドではリズムのサイドギター担当だが、ここでは思いきりリードで弾きまくってもらいたい。

第6対決

ベッキー 『ヤルキスイッチ』(ベッキー♪#)
vs
ほのかりん 『そんな絵音に騙されて』(高田みづえの名曲の替え歌)

ここまでそれぞれ結構長めに書いてきたので、先を急ごう。後半はこの2人の対決から。「ベッキーはもっとあとでもいいんじゃないの?」という声もあるかもしれないが、まあ、このあたりでいいだろう(笑)。2012年6月にリリースされたこの曲(オリコン12位)、独特のクセのある歌い方&ポジティブの押し売り全開のノリでお腹いっぱいになること確実! 対するほのかりんは、桑田佳祐作詞作曲(サザンのアルバムにも収録の彼の自信作)のこの名曲をどこまで歌いこなせるかわからないが、たぶん途中から、歌い終わってハタで見ていたベッキーが駆け寄り、一緒に歌ってくれるので大丈夫(書いてて、その絵が浮かんできた)。最後は2人で「お互い大変だったね」と涙の抱擁!

第7対決

蓮舫  『魅せられて』(ジュディ・オング)
vs
紫艶  『渋谷のネコ』(紫艶)

ここからは熟女対決。二重国籍問題で世を騒がせた蓮舫は、台湾が生んだスーパースターの名曲を(‘79年のレコード大賞受賞曲)。もちろん一世を風靡した(ドリフ時代の志村もやたらマネしてた)あの衣装とあの振りつけ入りで。地黒な肌と純白のきらびやかな衣装の色合いが絵的に映えること間違いナシ! 
紫艶には、ここらで瞬間視聴率を上げる意味でも、お馴染みの濃熟エロス炸裂のヌードになっての歌唱に期待。T165、B90(Fカップ)W60H88のダイナマイトバディを惜しみなく見せつつ、「いらっしゃーい、いらっしゃーい」と煽りながら、歌そっちのけで(笑)男性の観客を魅了していただきたい。
気づくと、ステージの袖から興味深げに村主が覗いているなんて構図も悪くないだろう(たぶん)。

第8対決

藤原紀香 『浪花恋しぐれ』(岡千秋&都はるみ)
vs
三田寛子 『初恋』(三田寛子)

セミファイナルは梨園の妻対決。『浪花~』はデュエット曲だが、今回は紀香一人にノリノリノリカで歌っていただこう。冒頭の「♪芸のためなら女房も泣かす~」の部分は、「♪自分のためなら梨園も泣かす~」てな感じの替え歌で。
対する三田は、不信感抱きまくりの紀香には一切目をあわせず登場、アイドル時代の自身の小ヒット曲を熱唱(言わずもがな村下孝蔵の大ヒット曲のカバー)。「♪好きだよと言えずに初恋は~」の箇所で彼女、感極まって号泣すること必至。
最後はダンナと息子ら家族の登場で、さらに号泣。ちなみに紀香のほうは、愛之助がなぜか登場せず、というパターンで。「彼もいろいろと忙しいねん」という友近のモノマネを彷彿させる言葉で締めくくっていただこう。

第9対決

のん 『昔の名前で出たい』(小林旭の名曲の替え歌)
vs
小保方晴子  『うらみ・ます』(中島みゆき)

そうしてトリと大トリは、この2人。まずは、のん。エレクトリックギターを肩からかけての登場に、ファンは総立ちになるが、場内に流れたイントロはド演歌の名曲『昔の名前で出ています』。拙いながらも感情をこめて精一杯歌う彼女だったが、ラストのキメの部分では、「♪むかしの名前で~、出たーーーい!」と大絶唱。ファンの熱気は否応なしにMAXに! 歌い終えた彼女は半ば放心状態の失神寸前。ファンからの大声援で、ハッと我に返り、そそくさと退散(これも目に浮かぶ。ん? 浮かばない?)。
対する大トリの小保方はあの記者会見時の質素なワンピース姿で登場。「♪うらみまーす、うらみまーす、あんたのこと、死ぬまーで」といった情念たっぷりに歌い上げる彼女の姿に、場内はただただ静まり返るばかり。ただし、途中から曲がロック調(知る人ぞ知るようにこの曲は長い。アレンジ&ベースは後藤次利でギターは元はっぴいえんどの鈴木茂だったのはファンなら周知の話)に変わる瞬間に彼女、着ていたワンピースを早脱ぎで脱ぎ捨て、同様にお馴染みの割烹着に衣装チェンジ! 必然、観客のヴォルテージはのん以上のものとなり、最後は場内全員で「♪うらみまーす」の大合唱!

ベッキーも紀香も田中萌も蓮舫もゆうこりんも、それぞれに胸に秘めた恨みの相手を思い浮かべながら声を振り絞っての大合唱! 大団円! 最高のフィナーレで番組はエンディングへ,!!

と、長々と書いてきたが、これにて『2016年・女だらけの紅白歌合戦』はめでたく終了(ああ、疲れた)。
我ながら、書いてて所々バカバカしく思うこともある半面、妙にその絵面が浮かんできたりもして、実際放送するのもアリなんじゃないかと思ったりも……。
また来年も同じ内容で書けるか、それは来年の騒動の数にかかっているというわけだが、いや、昨今の芸能界の流れだったら、たぶん書けるな。あと、紅白の勝敗は、読者に委ねますので。

(文・織田祐二)

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