芸能界唯一無二のエロティック知性派路線と存在感で、ひたすら己の道を邁進中の壇蜜(36)。遅咲きのアラサーブレイクから5年を経ても人気は依然衰え知らずだが、その要因を探ると意外な事実が判明することに!?
「改めて、彼女のエッセイなどの購買層を見ると、女性のファンが非常に多いことに気づかされるんです。ブログのコメント欄や、ツイッターの反応を見ても、女性ファンの書き込みが多いのがわかりますし、ある意味、タレントとして理想的な形で、幅広い層から支持を得ているのが強み。
一時、橋本マナミや祥子らとのライバル報道がメディアを賑わせましたが、現況を見る限り、橋本や祥子らとファンが被っているということはほとんどないと言っていいでしょう。違うタイプの、それこそ彼女ならではの自主自立、独立独歩のスタイルが魅力のタレントとして、男女双方から安定した人気を得ているように思えます」(芸能ライター)
それが最も顕著な形で現れたと呼べそうなのが、1月14日(土)に仙台で行われた写真集『あなたに祈りを』発売記念イベント。この手のイベントは、ご存知のように、購入する冊数、枚数に応じて特典がランクアップしていくのが常だが、同イベントでは女性客のみ「1冊でも購入すればツーショットチェキ」のサービスが受けられるということで、いろんな意味で(笑)話題を集めることになった。
「いろんな意味でというか、単に一部の男性ファンから『逆差別なんじゃ?』といったブーイングが起こったということで(苦笑)。まあ、男性の場合は3冊購入しないとツーショット撮れないので、その差は結構大きいわけですが、ただ、写真集を買ってもらうという意味では、男女でハンディ差がついてしまうというのは仕方ない話。そこは彼女の心意気に免じて、大きな心で受け止めてもらいたいものです(笑)」(同氏)
実際、イベントに足を運んだ者に聞いてみたところ、ほどよくイイカンジで(笑)女性客も来ていたようで、イベント自体も大いに盛況だった模様。その辺は、さすが壇蜜の人気、魅力といったところだろう。
「過去には、でんぱ組.incやBiS、PASSPO☆らが女性限定のライブ・イベントをやったり、イベントに足を運んだ女性客に、嬉しさのあまり握手に加えてハグをしてしまったアイドルもいたようですが、アイドルやタレントの人気が性別や世代を超えて多様化する昨今にあって、そういった女性向けの思いきった試みというのは大切なこと。
グラドルもそうですし、アイドルから歌手に転向してイマイチ波に乗れていない面々も、そういう対策、ヴィジョンを考える時期に来ていると思いますね。一部男性ファンのブーイングも、おそらく最初だけ。そういったシステムが浸透していけば、いつしか文句も出なくなるはずです」(音楽ライター)
特典差別という意味では、買った枚数に応じて特典が変わるということ自体、いろんな問題を孕んでいるという指摘も根強くあるわけだが、その辺については大筋、時代の流れということで、本稿ではよけいな議論は起こさず……(笑)。
グラドルの間では依然リスペクトされ続ける存在で、その影響力も依然大きいといわれる壇蜜。近い将来、アイドルイベントにおける「女性限定特典」ブームなんてのが起こる可能性もアリ???
(文・天然バナナ工場長)
関連商品