川谷絵音に楽曲依頼した夢アドに対抗して(?)、さんみゅ〜はベッキーに依頼
今年4枚目となるシングル『大人やらせてよ』の作詞作曲を、あろうことかゲス不倫でお馴染みのゲスの極み乙女。のボーカル&ギターの川谷絵音に依頼するという展開で話題を集めることになった夢みるアドレセンス。
とはいえ、さすがに夢アドの熱心なファンでも戸惑いや嫌悪感は隠せなかったようで、オリコンの週間ランキングは夢アド史上最低となる初登場13位という惨敗ぶり。意表を突く手法が完全に裏目に出る形に……。
「もはやナンデモアリのアイドル界ですが、倫理的に問題のある騒動を起こして、世間的イメージが最悪の彼の起用は、さすがにファンも許せなかったということでしょう。
夢アドにとっては、年内に発売が予定されていたメジャー1stアルバムの発売が無期延期になったり、メンバーの小林れいが喉の治療のため、無期限の活動休止を余儀なくされたり、今年リリースしたシングルの順位が右肩下がりになるなど踏んだり蹴ったりの状況で、起爆剤としての展開を狙ったんでしょうが、あまりに奇をてらいすぎたということで……(苦笑)」(音楽ライター)
企画の段階で、誰か止める人はいなかったのか? と気になるところだが、そんな中、この状況を受けて、あのアイドル・グループ(の周辺?)が俄然、やる気になっているという噂が。
「さんみゅ〜ですね。彼女らといえば、昨年10月に、事務所の先輩であるベッキーが作詞作曲したシングル『トゲトゲ』が彼女ら史上最高位となるオリコン5位を記録。
当然、その後にリリースされる新曲もベッキーの曲で決まっていたはずですが、くだんのゲス不倫騒動で頓挫。挙げ句の果ては、今年のシングル・リリースはゼロという事態に発展し、ファンを落胆させたわけですが、周知のように、本格復帰に向け、地道に活動中のベッキーの現状に加え、今回の夢アドのテイタラクで、ベッキー作詞作曲の新曲でシングル・リリースするという機運が、彼女らの周辺、事務所や所属のCDレーベルであるポニーキャニオンの一部スタッフの間で高まっているようなのです」(同氏)
確かにそうなれば話題性は抜群だろう。「そこまでして対抗しなくても」「そういうやり方こそゲスいんじゃ?」といった声も聞かれるかとも思うが、元々、騒動以前にベッキー作詞作曲の楽曲で成功を収めていたのは紛れもない事実で、さんみゅ~側が臆することはなにもないはず。
同じ事務所同士で協力し合うのは当然のことであり、アーティスト・ベッキーのキャリアアップ――目下のところは、本格復帰に向けてのチャンスの一つと考えるのが妥当だが――の意味でも、なにより双方にとってそれは最高の展開といって過言じゃないだろう。
「さんみゅ~自体、新曲をリリースするのは当然の行為であり、1年以上リリースしていない中、出すならできるだけ早いほうがいい。年内でメンバーの長谷川怜華が卒業するわけですが、新体制の下、年明け早々のリリースに期待したいところです」(同氏)
『トゲトゲ』で、お馴染みの純白アイドル路線から脱したと思いきや、今年は再度純白路線に戻るなど、やや迷走気味の感もあるさんみゅ~。心機一転、ベッキーとのコラボでのド派手なリ・スタートを熱望したい!
(文・三橋りの)
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