佐野ひなこ、南りほなど、グラドルのウエストの細さが改めてクローズアップされる中、細ければそれで本当にいいのか?という疑問も…。その辺についてちょっと考察してみた!

佐野ひなこ、南りほなどグラドルの“くびれ”について考察してみた

 グラドルの魅力といえば、いまも昔も1にバスト、2にヒップというのがお決まりだが(たぶん)、その間のウエストもやはり重要。周知のように、「アイドルのウエスト58センチ」問題なんてのも厳然としてあり、「なぜ、アイドルのウエストはたいてい58センチなのか?」「そもそも本当に58センチの子はどれぐらいいるのか?」といった議論がファンの間で再三にわたってなされるが、いつの時代もそれだけ(バストやヒップに負けじと)関心があるという証拠なのだろう。

「先だって『ヤンジャン』の巻末グラビアに登場した南りほのウエストが48センチということで話題を集めましたが、今年、51センチから49センチにウエストが縮まって話題を呼んだ佐野ひなこしかり、ウエストの細さはファンの間では格好のネタといえます。残念ながら、まだまだ人材がいないのでムーブメントとは呼べませんが、ちょっとしたキッカケがあれば……、たとえば、女性誌モデルのグラビア進出がいま以上に盛んになれば、そういったブームが来るかもしれませんね」(アイドルライター)

 少し前には、松中みなみが48センチということで、バラエティで取り上げられたりもしたが、確かにライバル不在のせいか、その話題が持続することはなく……。佐野にしても、時折ネタにはなるものの、殊更それを強調してウリにしようとはしておらず、現在に至っているというのが実情だ。その辺の経緯や現状について、芸能ライターの織田祐二氏にも聞いてみた。

「確かにプロフィールでウエストの数字が小さいと、瞬間、話題にはなりますよね。かつて、伊藤瞳がブレイクした頃、ウエストが50センチということで早速取材に行きましたが、彼女の場合、身長も150センチということで、実際目の当たりにしたところ、ちょうどいいバランスで極端に細いってイメージはなかった。しょこたんの妹分の肩書きでデビューした林未紀もウエストが53センチで話題になりましたが、特にグラビア活動するわけでもなくフェードアウト。やはり、ボディの衝撃という点では、160センチの身長で、Fカップにして49センチのウエストのクビレを持つ佐野ひなこがそのジャンルでは圧勝でしょう」

 ウエストの細さも大事だが、巨乳とのバランスによるクビレこそが最重要ということか。その意味で、くだんの南りほのバストサイズは78センチ。バランス的なインパクトの物足りなさは否めない。

「日本でも人気の韓国のアイドル・グループ『AOA』のミナは、向こうのバラエティ番組の企画で測ったところ45.5センチだったそうですが、さすがにそこまで細いと逆に興味がなくなるというもの。胸にしろ、お尻にしろ、出るとこはしっかり出たうえで、ウエスト50センチぐらいのグラドルがどんどん登場してくればそれはそれでおもしろいと思いますが、ウエストサイズ詐称告白などで58センチ伝説が完全に崩壊したいま、そんなグラドルが次々に出てくることはほぼありえないでしょう」(織田氏)

 かのオードリー・ヘップバーンは生涯55センチのウエストをキープしたといわれるが、アメリカでも日本でも当時人気があったのはヘップバーンよりマリリン・モンローであり、男にとって、やはり、3サイズトータルのバランスこそが一番重要ということなのだろう。とはいえ、とりあえず、打倒・佐野ひなこを掲げるような奇跡のクビレボディを持つ新人グラドルの登場には、少しだけ期待しておこうか。

(文・ゴーゴータイムズ雑賀)

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