仕事面や精神面など、グラドル界にも多大な影響を及ぼしているコロナ禍。ここにきて、やや落ち着きを見せている感もあるが、まだまだ安心はできず。そんな中、彼女らの肉体面へのそれで懸念される一つが、ズバリ(笑)、体重問題じゃなかろうか。
「磯山さやかが6月にインスタに上げた画像が『痩せすぎ』と話題を呼んだのが記憶に新しいですが、先だっては、“ぷに子”ことミスヤングチャンピオン2016の中﨑絵梨奈が10キロ減量で大きな話題に。葉月あやも盟友・犬童美乃梨の“みのトレ”効果で3キロ痩せたことを告白。平田梨奈や川島愛里沙など、逆に太ったことを表明する者も少なからずいるわけですが、“ちょいポチャ”はわりかし好意的に受けいれられる中にあって、減量はかねてから様々な賛否、波紋を呼ぶ傾向にあり(笑)、予断を許さないところです」(アイドルライター)
コロナ禍による自粛が伴う中、グラドルYouTubeシーンでは、“2週間で10キロ痩せるダンス”が話題を集めたのは周知のとおり。Sherbet(橋本梨菜、有村瞳、佐藤望美ら)、緒方咲、長澤茉里奈、高梨瑞樹らが自身のそれで披露。いずれも実際痩せたフシは見られないものの(というか、全員痩せる必要なし!)、“10キロ痩せる”というインパクトは、グラドル・ファンにとっては大きな案件、および問題提起と言えそう? 芸能ライターのニイゼキユウジ氏が語る。
「過去に激痩せ告白で話題になったグラドルといえば、過去の15キロ痩せを告白した和地つかさ、同じく15キロ痩せ表明のうさまりあ、10キロ痩せの紺野栞、水樹たまあたりでしょうか。元グラドルの井上和香が『ライザップ』のCM絡みで10キロ弱痩せたのも記憶に新しいですが。それなりの期間をかけて痩せたらしい和地はともかく、うさ、紺野、水樹はけっこうな急激な形で痩せたということで、ぽっちゃり好きの間でけっこうな物議を醸すことになったんですよね(笑)。まあ、ピーク時でうさは70キロ台、紺野は67キロ、水樹も60キロ台ですか。魅惑の巨乳への影響はありつつも、個人的に50キロ台後半への移行はまったく間違っていなかったと思えますが……(苦笑)」
記録という意味では、小阪有花の3ヶ月で18キロ減というのが挙げられると思うが、織田氏の言葉を借りるまでもなく、「トップ・グラドル時代の美貌と栄光を知る者としては、痩せて大正解」というのが偽らざる真実だろう。
「ネットニュースやSNSの話題という意味では、格好のネタといえるでしょう。大きな注目を集めるのは確実ですし、同性からの関心も集められる。体重や期間など具体的な数値が出るので、他者と比較できるおもしろさもありますよね」(前出・アイドルライター)
「過去のパターンを見る限り、リバウンドするのはほぼほぼ必至なので(笑)、その流れを楽しむのも一興。ファンは『やっぱりウチらのもとに本当の姿で帰ってきてくれた!』という思いから、以前に増して好きになってしまうという。個人的には……ってシツコイですが、あの人気超乳ビッグ・グラドルのそういった流れを見てみたい。本人に言わせると、4、5年前までは太ったり痩せたりを繰り返していたようなので、そういう経験、実績はあると。ただ、その“痩せたり”がどれほどの“痩せ”なのかはちょっと不明ではありますが……」(ニイゼキ氏)
グラドルのコロナ禍・激痩せ問題(?)から、話が彼女らのダイエットの歴史や実情に大きく展開してしまった感もなきにしもあらずだが、検証・考察の読み物としては要所要所、それなりの着地点に達し,核心は突いているのでは?(笑)。なお、前述のうさ、紺野、水樹あたりに関しては、コロナ禍期における極端な増減はない模様(一部で「痩せた」と噂される水樹。本人いわく「全然痩せてない」由)。当面は彼女らの変化に注目ってか!?
(文・織田祐二)