日テレジェニックやビジュアルクイーン・オブ・ザ・イヤー、ファイブスター・ガールなど、かつて、人気グラドルの登竜門としていくつも存在したタイトル(栄冠)。伝統かつ王道のそれとしては、最後の砦の日テレジェニックも2015年をもって休止となり、グラドル・ファンとしては寂しい限りだが、そんな中、唯一(?)気を吐いていると呼べるのが、コンドーム「サガミオリジナル002」宣伝大使だ。
「2009年の初代の相澤仁美から、今回9代目に選ばれた伊藤しほ乃まで、ある種の(笑)グラドル登竜門として、話題を集めています」(アイドルライター)
「ある種の」という物言いが気になるところだが、残りの2代目(2010年)から8代目(2016年)までの顔ぶれを見ていくと、谷桃子、矢吹春奈、木口亜矢、戸田れい、KONAN、今野杏南、青山ひかる。確かにアクの強い、もとい個性派の面々であることがわかる(笑)。
「初代の相澤からして、あの伝説のAV出演過去疑惑騒動のあとの選出ですからね。いまにして思えば、就任の勢いに乗って、その疑惑についても笑い話のノリで釈明すべきだったと思いますが(笑)。ほかにも、電気料金の支払いに関する発言で炎上した谷、グッドウィル会長との関わりが報じられた矢吹、バラエティで海外の愛人疑惑が浮上した木口など、なにかとお騒がせな面々が選出される傾向にあって、大使の名称や中味も含め、ファンからするといろいろ複雑な思いもあるようですが、しっかり話題を集めるという意味では、グラドルにとっては十分有効な仕事といえるでしょう」(同氏)
「コンドームを持ってない男はダサい! 常にカバンに入れてください!」に始まり、「SEXは男女の一番大事なコミュニケーション」などといったストレートな宣伝文句がウリになる同大使。すべての人気グラドル(候補)が引き受けられる仕事では決してなく、それこそ、「ある種の」余裕(笑)がないと無理な仕事、肩書きであり、オトナのグラドルにして選ばれし者のみの希少なタイトル(栄冠)といえよう。
「来年で商品は発売20周年を迎える模様で、それに向けて新たな展開にも期待したいところ。歴代メンバー集結のイベント開催もいいでしょうし、グラドル界初のコンドーム女子部といったユニット結成なんてのも妙案じゃないでしょうか(笑)」(芸能ライター・三橋りの氏)
イベント開催の際のMCはやはり、あの大物フリーアナで!?(以下、自粛)。とりあえず、芸人出身ならではの余裕で、いろいろやらかしてくれそうな新大使・伊藤しほ乃の動向に注目したい。
(文・織田祐二)
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