なぜ最近のアイドルはDVDを出さないのか?
一昔前までは、グラドルがDVDをリリースするのは当然の話だったが、昨今は、表紙級の人気者に限って、それをリリースしないのが主流。
ここ数年でいえば、佐野ひなこが0枚、筧美和子が1枚、柳ゆり菜が2枚といった具合で、デビュー15年を過ぎても(というか、母親になっても)かたくなにそれを出し続ける熊田曜子あたりの爪の垢を煎じて飲ませたいほどだが、その辺については、「ウチの○○はアーティスト志望の女優志望。あえてエロい内容のDVDを出して安売りする必要がない」といった事務所の思惑が多分に絡んでいるとも。
長年のグラドル・ファンからすると、なんとも由々しき状況といえるが、この時流が早々に崩れるとも思われず、当面はメディアやファンが地道に熱望の声を上げていくしかないだろう。そんなわけで、一刻も早いDVDのリリースを待望すると同時に、そういったメンツの現状再確認の意味でも、表紙級の人気者9人で打線を組んでみることに!
1(中)浅川梨奈(18)
言わずもがな、SUPER☆GiRLSの人気メンバーにして、推定Eカップの巨乳の持ち主。2015年夏以降、大手出版社の各誌表紙を総ナメ中で、今年1月に1st写真集『なないろ』をリリース。10冊限定の“リアル等身大ヴァージョン”(定価32万4千円)のリリースでも話題に! 文字どおり“売れるグラドル”であり、出せば想像以上の売り上げが見込めるはず。期待したい。
2(三)武田玲奈(19)
『Popteen』のモデルを経て、現在は『non-no』の専属モデルで活躍中。今年ここまで公開された出演映画5本のうち、3本で主演。7月からスタートしたドラマ『マジで航海してます。』でも主演を務め(飯豊まりえとW主演)、次世代トップ女優候補としてバク進中。浅川同様、2015年から各誌表紙で活躍中で今月27日には2nd写真集『rena』もリリース予定だが、目下の女優としての躍進ぶりを見る限り、DVDのリリースの可能性はゼロに近いか(でも、見たい!)。
3(遊)馬場ふみか(22)
2014年、『仮面ライダードライブ』のメディック役でブレイク。2015年より『non-no』の専属モデルを務める一方、グラビアでも活動し、モデルと男性誌グラビアを並行して行う“モグラ女子”の代表格に。昨年暮れに1st写真集『色っぽょ』がリリースされ、今年1月には週プレ主催の『グラジャパ・アワード2016』の大賞に選出。3月以降、ドラマ4作に連続出演中で、最新作は今月スタートの『コードブルー-ドクターヘリ緊急救命-THE THIRD SEASON』。どう考えても、無理っぽょだが、リリース熱望!
4(右)都丸紗也華(20)
2014年秋に『ヤンマガ』の表紙を飾って以降、インパクト十分の88センチFカップの巨乳ボディで、グラドル・シーンの新星として俄然注目。昨年9月に1st写真集『とまるまる』をリリースしたほか、同時期にOAされたCM『モンスト』、今年4月からOAされたCM『雪印メグミルク 雪印コーヒー』のムービーでは、それぞれ大胆な水着姿、谷間全開のチアガール役で、視聴者の視線を完全釘付け! プラチナムプロダクション所属ということで、DVDリリース(1枚ぐらいは)は案外あっさり実現しそうな感じもあるが、はたして?
5(D)泉里香(28)
一昨年の『Ray』専属モデルの卒業を経て、グラビア仕事に進出。今年4月にリリースされた1st写真集『Rika!』は特大のセールスを記録し、オリコンの週刊写真集ランキングで1位を獲得。実に芸歴は14年を数え、2003年の“浜千咲”名義時代に出演した実写版『セーラームーン』では小松彩夏やブレイク前の北川景子らと共演しているというから、驚き!(北川より2歳年下。彼女と同じ明治大学に入学は偶然か。いくつかの事務所を経て、現在は北川と同じスターダストプロモーション所属)。周知のように今年に入りドラマにCMにバラエティにひっぱりだこで、DVDリリースは眼中になし? アラサーならではの色香と余裕で(笑)、サクッと出していただきたいところだが。出せばランキング1位間違いなし!
6(左)最上もが(?)
彼女をグラドルの括りで呼んでいいのか、いや、絶対ダメだとは思うが、表紙巻頭グラビアでは、依然、人気の存在なので(『ヤンジャン』で初表紙を務めたのが2014年6月)。知名度、存在感、個性派セクシーといった意味で、リリースすれば「やっぱ売れたか」程度の並みのセールスにとどまらないのは必至。コンセプト次第では(ただし、セクシーは重視で)、すんなりGOサインが出そうな気もあるのだが。期待!
7(一)根本凪(18)
虹のコンキスタドールのメンバーにして、Gカップ90センチの巨乳で人気を獲得中。こちらもグループ活動優先の感があり、リリースは当分なさそうな気配だが、4月にグループは念願のメジャーデビューを果たし、その勢いに乗っての展開に期待したい。メジャー一弾シングル『ノーライフベイビー・オブ・ジ・エンド』はオリコンで3位を記録したが、ここはいっちょ「次のシングルで1位になったらDVDリリース」なんて公約はどうだろう。ファンにとっては一石二鳥ということで。
8(捕)小倉優香(18)
2013年、「ミスセブンティーン」オーディションファイナリストをキッカケに芸能界入り。「東京ガールズコレクション」でモデル・デビューを果たしたほか、ドラマや舞台の出演を経て、今年春、『ヤンマガ』で表紙巻頭デビュー。驚異の8頭身の“リアル峰不二子”をウリに(むろん、グラドル・ファンには琴線の触れるネーミングも)、同誌では表紙の常連になりつつあり、DVDリリースの期待が高まる筆頭と呼んでも過言じゃない。事務所の先輩には、DVD肯定派(笑)の尾崎ナナや佐藤聖羅らがおり、リリースは時間の問題か。
9(二)わちみなみ(22)
5月に『ヤンマガ』の表紙でグラビアデビューを飾った、ホリプロ発の超新星。94センチHカップの爆乳は、事務所レジェンドの優香を遥かに凌駕するド迫力で、新世代のグラドル界を担うペルソナにふさわしい。今後の表紙起用も続々決まっている模様で、その流れで、ぜひ、DVDで揺れる……もとい動く姿を見せてもらいたいもの。くれぐれも先達の佐野ひなこみたいな展開は避けていただきたい限り。
以上9人。俄然、絶好調の広島カープ打線にも負けない破壊力かと(笑)。はたして、このうち、何人がリリースしてくれることだろう。乞う、ご期待!
(文・織田祐二)