グラドルの最終目標、理想的な歩みを考えるとき、真っ先に浮かぶのは言わずもがな小池栄子(38)だが、正直、新人&若手グラドルの目標としては存在があまりに遠く、大きすぎ。そんなわけで、もう少し、近距離でいい感じの(笑)目標はいないか? と、あらためて考えて、格好の人物として挙がるのは、筧美和子(25)ではないだろうか。
「うーん、筧美和子も十分すぎるほど実績ありの大きな存在ですがね(笑)。ただ、グラドルの理想的な歩みをバラエティタレントや女優などマルチに活躍していくことと考えると、確かに彼女のそれは合致していますね。彼女の場合、『JJ』モデルとして女性ファンの支持も厚いですし、先だって始まったFODプレミアムの番組『♯きわめたいッ』では初MCにも挑戦。『テラスハウス』でのブレイクから今年で6年目ですが、同じようなキャリアの子と比べて彼女の存在は断然際立っていますね」(アイドル評論家・三橋りの氏)
ちなみに、昨今の彼女の話題で一番に挙がることといえば、エロやエッチ系に関することというのも厳然たる事実。エッチな妄想のシチュエーションとして「会社の上司に呼び出されて押し倒される」と告白してみたり、実際の過去の体験談として「(エッチ中に相手から)リアクションが薄いって……」と語ってしまうなど、トークの破天荒さは他の追随を許さず。くだんの『♯きわめたいッ』は女性向けボディトレーニングを主旨とした番組だが、体の反らしによる胸の強調やコンスタントな揺れなど、男性目線への配慮も決して忘れないほか、同じく先頃出演したドラマ『フルーツ宅配便』では同ドラマ史上一番のしたたかな性格と巨乳ボディを有したデリヘル嬢を好演し、アイドル・ファンのみならず、世のフーゾク好きからも喝采を浴びる結果に。
「なんといっても、10代であの巨匠の篠山紀信に撮られていますから。あまり深くは言及しませんが(笑)、並みのグラドルには到底不可能な抜擢、チャレンジといえたでしょう。加えて、撮影の感想を聞かれた際の彼女の回答が『篠山さんはおばあちゃんみたいなんです?』。やはり深くは言及しませんが、彼女はハナからタダモノじゃないですよ。ただ、彼女の本当の凄さはそこからで、過激なことをいくら発しても、そのおっとりした性格やゆるふわなキャラゆえ、見ている者に不快感を与えないんです。好感度が重要なタレントにとって、これ以上の強みはないでしょうね」(芸能ライター・ニイゼキユウジ氏)
近距離の格好の目標の存在として挙げてみた筧美和子。とはいえ話を聞くにつれ、新人グラドルの目標としてはすでにして大きすぎの存在といえそうか。それじゃあ、●●●●あたり……って別の子の名前を挙げようとも思ったが、話の流れ上、ちょっと失礼に当たりそうなので自粛(キャリア4、5年目くらいのちょうどいい存在のグラドル、各自見繕っていただければ幸い)。“マルチ”と“エッチ”を両方屈託なくこなし続ける稀代の存在の彼女から、まだまだ当分目が離せそうにないのだ。
(文・織田祐二)
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