2年半ぶりに活動を再開した“やなパイ”こと(柳瀬早紀改め)柳瀬さき。この動きはグラドル界にどんな影響を及ぼすのか、考えてみた!

“やなパイ”こと(柳瀬早紀改め)柳瀬さきが活動再開!

グラドル界に文字どおりの激揺れ激震が勃発! 半ば伝説と化していた人気グラドルの突然の復活劇にシーンが俄然色めきだっている。この嬉しい悲鳴の状況をどう受け止めればよいのか(復活してくれただけで、それだけでもう十分という意見もあるとは思われるが)。まずはアイドル評論家・ニイゼキユウジ氏に聞いてみた。

「なんといってもグラドル、とりわけトップ・クラスのグラドルへの刺激の余波に注目したいところ。“おかえりツイート”として、片岡沙耶、菜乃花、吉野七宝実、塚本舞、あさいあみ、鈴木ふみ奈、柚月彩那、倉持由香、紺野栞、天木じゅん、尾崎礼香、青山ひかる、稲森美優、松嶋えいみら錚々たる面々が声を上げ、大きな話題を呼ぶことに。とりあえず、撮影会仕事が決まり、シーンに強烈な地殻変動をもたらすのは必至でしょう」

ファンとしては当時の活動休止の理由が気になるところでもあるが、「いつか必ずお伝えします」という彼女の言明もあり、そこは焦らず待ちたい限り。

ちなみに彼女が休業を余儀なくされた2018年の前半期といえば、小倉優香(オリコンの写真集ランキングで1位を記録)や大原優乃、わちみなみらの躍進の一方で、原幹恵が休業を表明し、シーンに一大ショックが襲った時期。人気グラドルを何人も擁した事務所Aから主要メンバーがこぞって退所した事態も記憶に新しいが……。

「『CIRCUS MAX』や『Top Yell』、『ヤングアニマル嵐』などの雑誌が休刊したのもあの時期。文字どおり、“負”のスパイラルが一気にシーンを襲った感がありますね。あれから2年半の時間を経て、シーン上位の顔はほぼほぼ入れ替わったと言っても過言ではなく、今回の彼女の復活は、コロナ禍の影響も含めた今後のシーンへの、なにやら啓示のような、活入れのような、いろいろ深読みができそうな感じも。なんにせよ、非常に興味深い流れであるのはもちろんのこと、ターニングポイントとして新たな指標や価値観が明確に生まれたのは間違いないでしょう」(ニイゼキ氏)

後段はわかったようなわからないような見解ではあるが(笑)、多大な興奮や感銘を覚え、とにかく激賞を述べたいという熱き思いは明確に伝わってくるというもの。もう一人、“巨乳バカ一代ライター”こと芸能ライターの織田祐二氏にも聞いてみた。

「個人的に気になるのはバスト100センチ級のグラドルへの影響。いわゆる“やなパイロス”が解消されると同時に、“ポストやなパイ”の座を巡り、その生き残り競争が激化しそうな予感が。一方で、活動再開の余波にも期待。先だって、同様に改名を経て、リ・スタートを切った永井里奈もそうですが、心機一転組の動きにも注目が寄せられます。アラフォーの熊切あさ美の再ブレイクに続いてのアラサー・グラドルの逆襲の様相も指摘される中、原幹恵の活動再開がやや微妙になってきたのは残念なところですが……(苦笑)」

半ば伝説と化していたビッグ・ネーム&スーパー・ボディの奇跡的復活だけに、今後もたらされる影響は想像を絶するものが。これを機に、昨今の暗いムードを吹き飛ばすような破格のムーヴメントを巻き起こしてもらいたい!

(文・ゴーゴータイムズ雑賀)