グラビア、バラエティ、ダンスに続き、正統派漫才の才能も開花!
“踊るロケット爆乳”や“みゆパイ”のキャッチフレーズでお馴染みのグラドル・東坂みゆ。
先頃、念願にして待望のダンス&ボーカルユニット『フラミングの法則』(彼女自らプロデュース)を始動させ、連日、発売記念イベントを敢行。某ショップで売り上げ1位を記録するなど、幸先のよいスタートを切った形だが、その一方で、漫才の一大タイトルの『M-1グランプリ2020』に、兄で吉本芸人のあずまひでのりとのコンビで出場。
惜しくも2回戦で敗れたものの、YouTubeで公開された動画はプロ顔負けのツッコミとトーク力で多大な反響を得ることに。多彩な才能と活動で爆乳、もといバクシンし続ける彼女はいったいどこへ向かうつもりなのか?
「文字どおり、マルチな才能の持ち主。本業本質はなにかと考えれば、おそらく、小学校時代から始め、学生時代には世界大会にも出場、最近では坂道系グループの振り付け指導にもあたるというダンスだと思いますが、くだんのM-1で披露した笑いのセンスはアマチュア・レベルを遙かに超越したもの。
元々、千鳥がMCのバラエティ『チャンスの時間』の人気企画“ノブ誘惑コンテスト”に再三にわたって出演、大きな話題を呼んでおり、物怖じしない大胆さと大阪生まれならではの独特の気風で知られる存在。むしろ、グラドルとしてのポテンシャルは依然現在進行形で開花中の感もあり、今後の展開を思うと末頼もしい限りです」(アイドル誌編集者)
過去、マルチ・タレントや二刀流と称されたグラドルは何人もいるが、いわゆる“芸”の才能にこれだけ溢れたケースは稀有なようにも思われる。去年から今年にかけて出演した舞台でも一定の評価を得ていたわけだが、そのあたりも、生来持ち合わせ、培ってきた資質に全面的に裏打ちされたものと考えるのが妥当と言えそう?
「キャッチフレーズにして、漫才でも発せられた“踊るロケット爆乳”という呼称が象徴的ですよね。常にアクティヴにアグレッシブで、躍動感に満ち満ちた存在。“ロケット”はそのパワフルなボディもそうですが、圧倒的な勢いに加えズシンと重みのあるトーク力も含めた意味合いとも。彼女一番の本業本質を考えると、ダンスでもグラビアでもなく、案外、“東坂みゆ”という名前に集約されるかもしれません(笑)」(芸能評論家・三橋りの氏)
なるほど、その唯一無二の個性を要約する際、“本業=東坂みゆ”は言いえて妙かもしれない。
「自在に変化(へんげ)する表情の豊かさも大きな魅力。先頃、ツイッター上でバズッた“関西のオバちゃん”ノリのキュートな表情の画像しかり、惜しくも幻のユニットとなってしまった(苦笑)白宮奈々とのYouTubeコラボでの変顔やトークの掛け合いもあまりに痛快でした。
思えば、あの時点で披露されたフレキシブルな言動は、決して一過性のものではなく、持ち前の豊潤な資質にしっかりと裏付けられたものと言えますね」(前出・アイドル誌編集者)
女優としての才能も秘めたものが? 多才な個性の塊で、依然俄然、爆走し続ける東坂みゆ。グラドル・ファンやダンスユニット・ファンとしてはむろんのこと、アイドル史における生き証人、見届け人として(大げさ!?)、その動向からは一切目が離せそうにないのだ!
(文・織田祐二)