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グラビアアイドル大川成美ちゃんが今年で活動10周年。
ということで記念インタビューを実施、最近ではゲーム、You Tubeなど、活動の場を広げている彼女に10年間の歩みを語ってもらった。(全4回 その3)

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ワタシ、この芸能の仕事でかなりの夢をかなえているんです

── 2019年のミス週刊実話(WJガールオーディショングランプリ)の受賞は時系列でいうと、『レオーナ』に続く転機でしたか?

大川 あ、その前にご当地ヒーローをやっているんですよ。『電撃!!ライデンマル』っていう。

── あ、なるほど。

大川 浅草のヒーローなんですけど、それはフツーにテレビ(東京MX&チバテレ)で放送してて、子供たちも見られるもので。

── すいません、自分、チェックしておらず(苦笑)。

大川 ヒロインの役をやらせていただきました。そのときに、放送とはまた別にアクションショーも月に何回かやったんですね。

── 子供たちの前で?

大川 「みんな、おはよう~!」って進行のお姉さんもやりながら(笑)。

── MCもこなしつつ……。

大川 そうなんです。

── かなり大変そうですね。やることがたくさんありそうで。

大川 みんなで一緒にダンスを踊ったりも。

── 特撮ヒロインの枠にとどまらない活動、仕事ですね。

大川 やってて、すごく楽しかったんですよねえ。子供が好きっていうのもあると思うんですけど。

── 子供が大好き?

大川 お母さんが保育士なんですよ。(なりたかった)夢の中には保育士も入ってたんです(苦笑)。

── 芸能界の仕事に加えて……。

大川 だからワタシ、この芸能の仕事でかなりの夢をかなえているんです(笑)。

── 一日警察署長の夢に始まって。ご両親の仕事を体験されたわけですね。

大川 ワタシ、ちっちゃい頃は「セーラームーン」より「カクレンジャー」とか「ダイレンジャー」のほうが大好きだったんですね。

── 戦隊モノですね。

大川 当時、後楽園ゆうえんちに行って、「僕と握手」みたいのがあって(笑)、そういうのとか親に連れて行ってもらって……。

── この世界に入って、出る側に。

大川 そう、出る側になったんです(笑)。ギャラはそう高くはなかったんですけど、幸せでしたねえ。

── 子供の頃の思い出の仕事をこなしての充実感というか。

大川 本当に楽しかったです。それに関連して映画にも出たりとかもして。

── いろんな役をやれるのがこの仕事、女優業の醍醐味って言いますからね。やりたい役柄はほぼ一通りに……。じゃあ、まだやってない役などは?

大川 ああ、結婚ですね(笑)。ハハハ!

── えーと(笑)、役ではまだやってないですか?

大川 なんか、実年齢より若く見えちゃうというのもあると思うんですけど。そういう役が回ってこなくて。あと、グラビアをやってるんで不倫をする設定とか、二番目の女の役とか(笑)。

── ハハハ。

大川 幸せな家族の役とかはまだないんです。

── まあ、そこら辺は近いうちに追々と……(笑)。