グラビアアイドル大川成美ちゃんが今年で活動10周年。
ということで記念インタビューを実施、最近ではゲーム、You Tubeなど、活動の場を広げている彼女に10年間の歩みを語ってもらった。(全4回 その4)
結局、ワタシは「なんか、フリーがいい」って(笑)
おはようございます!! pic.twitter.com/8IHVJjdqtG
— 大川成美(なるなる)YouTube (@NaRu_0320) May 10, 2022
── よくも悪くも、手当たり次第で挑戦する子も多いですが。
大川 グラビアとかも、いまはDVDとか今は全部自分でやらなきゃいけないじゃないですかー。打ち合わせ、衣装合わせ、撮影して、チェックして、全部やんなきゃいけない。請求書を書いたりとか、すごいいっぱいあるんですけど、全部言いたいことは言ってるんですね。「これはOK」「これはダメです」って。明確にしてます(苦笑)。
── いままではちょっと曖昧だった分(笑)。
大川 現場の段階で「これって大丈夫ですか?」っていうのが多かったから(苦笑)。で、よくわからないうちにけっこうやっちゃってたんですよ。
── 現場の雰囲気を壊さないような配慮も?
大川 ショートカットも「30歳になったら切りたいです」って事務所に言ってたんですけど、「切らないでくれ」って言われてたんですね。
── ああ、切るまでにはそういう経緯も。
大川 確かに案件はだいぶ変わると思うんですね。ロングだとトリートメント系の広告とか、黒髪ロングっていうイメージ的なものもいろいろあると思うんですけど。
── そういうプロセスを経てフリーになったという……。
大川 ただ、ワタシの場合、やめたっていうよりコロナ禍で事務所自体なくなったんですね。大本の会社があって、芸能は一業務という形だったんですけど、撤廃することになって。「みんなどーする?」ってなったときに、いろいろ紹介してもらったり、業界歴の長い社長に相談したり。結局、ワタシは「なんか、フリーがいい」って(笑)。
── 昨今はフリーの人は多いですからね。
大川 いまからほかの事務所に行っても、また同じだろうなあって気もしたんですね。
── 10年を目前になにかを変えたかった?
大川 そうなんです。そういうのがあったから、ま、この機会だし、グラビアをやるにしてもこういう状況だとしばらくイベントもできそうにないって……。いまだったら配信もできるって。
── やろうと思えばなんでもできますからね。
大川 芸能とは関係ないけど、インフルエンサーだったり、TikTokerだったり、YouTuberだったり。そういうのって、事務所所属だとまた手続きがあって。何割持っていかれるとか、そういう話もあるので(苦笑)。ていうのがあって、一回自分でやってみよう! って。
── 大川さん、数字には当然強いですからね(笑)。
大川 数字、好きなんですよー(笑)。
── ハハハ!
大川 数字、好きですねえ。「あ、ここにこれをハメたらこれが入るんだー」みたいになるから(笑)。
── ナンプレとか、歴史の時系列とか、打率とか防御率とか(笑)。
大川 ハハハ。わかります(笑)。
── 経緯や事情はどうあれ、大川さんがフリーになったことについてはいいほうに受け止めたいですよね。
大川 コロナの1年目はまだ事務所にいたんですけど、ほとんど仕事がなかったんですね。決まってた仕事もなくなったり。ほんと、「どうやって生きていくんだ?」とか考えるじゃないですかー(泣笑)。
── 考えますよね。
大川 バイトもしてたんですけど、バイト先も営業ができなくなっちゃうから。
── ああ、そういう事情も?
大川 OLやったり、夜のお姉さんのドレスを扱っているショップ店員をやったりしてたんですけど(苦笑)。
── バイトはバイトでスケジュールパンパンでやってそうですが(笑)。
大川 ハハハ。やるときは徹底してやるので(笑)。で、そういうドレスが売れなくなって、お店も営業しなくなって、仕事がほとんどなくなって……。そういう中でいろいろ考えたんですね。で、いままでやったことないことをやってみようって考えて、仕事にも繋がるかもしれないってことで、ディズニーにハマったんです。
── ディズニーに?
大川 そうなんです。あ、厳密にはコロナが大変になるちょっと前からなんですけど、ちょこちょこいろいろやるようにして、その中の一つがディズニー。とにかく年パ使って(ディズニーランドに)行きまくってみようって。
── 行きまくるとは、週に3回とか4回とか?
大川 行けるときは(笑)。毎日舞台観てる感覚で、安いなって思っちゃって。ショウを見れるじゃないですか。
── 毎日のときも(笑)。
大川 最高で、2か月で30回行ったんです。
── それはすごい。ミッキーに顔覚えられますよね(笑)。
大川 ただ、そうしてるうちにコロナ禍になっちゃって。
お金がだいぶ返ってきました(苦笑)。
── そういう結論で(苦笑)