資金が集まらずあえなくプロジェクト終了。『篠崎AIプロジェクト』は“なかった歴史”になるのか?
8月にスタート以来、一部で注目を集めていた篠崎愛の『篠崎AIプロジェクト』。
彼女の人工知能(AI)を作ることによりアイドルの活躍の幅を拡大していくという実験プロジェクトで、クラウドファウンディング『GREEN FUNDING Lab.』にて、600万円の資金を集める試みだったが、期限の10月15日午前0時までに目標の金額が集まらず頓挫。
プロジェクトはあえなく終了となってしまった。
「一口1000円から300万円まで数種類のコースが用意され、結果的に、企画に賛同したファンら101人が支援したようですが、集まった金額は目標の半分に満たない297万7000円。
期限の終盤、彼女のツイッターでの切実な呼びかけのもと、大口の救世主が現れるのでは? なんて声もありましたが、結局、そういう者は現れず…。企画は完全に失敗したと言っていいでしょうね」(芸能ライター)
8月にスタートした篠崎AIプロジェクト、本日最終日です。本当にたくさんの方にサポートメンバーになっていただいていて、感謝で一杯です。残り10時間。最後までよろしくお願いします。 #篠崎AI https://t.co/8D0rQmsO4x
— 篠崎愛 (@shinozakiai_226) October 14, 2015
支援者の内訳を見ると、50万円の支援をした者も3人いたようだが……。
「ただ、そもそも、企画の主旨が見えにくいのも事実。
“彼女の人工知能を作る”、“世界初のAIドルを作る”などと言われても、マツコ・デラックスのマツコロイドみたいなもの? というぐらいにしか想像が及ばない。
マツコロイドは新たな動作を試みるごとに金がかかることで知られていますが、今回の人工知能も同様のパターンじゃないかと疑念を持たれた方もいたんじゃないでしょうか」(同氏)
先に行なわれたDVD発売記念イベントでは、
「私とつきあったらいい。とにかく優しい天使みたいな女の子ですから」
などと発言し、話題を呼んだ彼女。
その一方で、「天使と電子をかけたのでは?」といった揶揄も生まれることに。
「これが彼女の汚点にならなければいいのですがね。それでなくても今年は、韓国のタレントとの熱愛が報じられたり、デビュー・シングルの売り上げがイマイチだったり、ここまで全国ネットのTV番組にほとんど出演しておらず、“ひょっとして干されてるのでは?”と囁かれるなど、決して順風満帆な活動とは言えないですから」(アイドルライター)
実際、100名以上の支援者がいるのに加え、実情としてPR不足の感も否めず(今回初めて知った者も多かったのでは)、「プロジェクトは、改めて引き続き行なわれるのでは?」といった声も聞かれるが……。
彼女にとって新たな黒歴史になるのか、さらなる展開を見せるのか、今後の動向に注視していきたい。
(文・地谷子)
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