【大川成美活動10周年インタビュー】「下積み時代からやってることをずっと続けていることが、お仕事に繋がっているんだと思うんですね。10年コツコツと続けてきて認められてきた……っていう実感はあるんです」その4

認められたのがいまっていう実感はあるんです。

──　ああ、自分的に感じたのは、大川さんのSNSって、ツイッターが顕著だと思うんですけど、けっこうあっさりしてますよね(笑)。

大川　サバサバしてるんです(苦笑)。

──　一日に何度もツイートする子がいる中で、大川さんの場合は……。

大川　そうじゃないんですよねえ。

──　まあ、なにが正しいかはわからない部分もあるんですけどね。たくさんフォロワーを得ていても、実際リアルに追いかけて応援し続けてくれるフォロワーが何％いるんだ？　っていう問題とか、いろいろ耳に入ってきますしね。SNSで水着姿や下着姿をガンガン上げる子もいれば、一線を引く子もいて……。

大川　わかります。ワタシの場合は作品のことを考えて、それをやるとお金を出して買ってくれるかなあっていう心配が……(苦笑)。

──　そういう危惧ですよね。DVDメーカー側の見解としてもそのへん賛否の意見はあるようで。まあ、再三言うように、なにが正しいかはわからないんですが。

大川　たぶん、ワタシもそういう姿をSNSにちょいちょい上げていけば、もう少しフォロワーは増えてくれるはずっていうのもわかってはいるんですけど(苦笑)。

──　急増、激増するのは間違いないですよ(笑)。

大川　作品での下着姿を上げるっていうのはアリだとは思っていて。やっぱり宣伝の意味でも。ただ……。

──　そこの線引きですよね……。えー、そんなわけで長い時間たくさん話していただきましたが、そろそろまとめのほうへ(笑)。

大川　ハハハ。ちょっと話しすぎました？(笑)。

──　いやいやいや、ありがたいですよ(苦笑)。あらためて繰り返しになりますが、大川さんの場合、コロナ禍のこの2年ぐらいで大きく変わったなあという印象がありまして。

大川　おっきいですよね。最初の一年は、ヒマなりにいろんなことを見つけつつ、新しく変わった……というか。ヒマなりに楽しくは過ごしていたんですよね(笑)。お金もヤバいなと思いつつも、いろいろけっこうね、アウトドアだったのをインドアに変えてとか。違うものを探したり、ちゃんと資格を取ろうって取ったりとかもしてたから。それがこの一年ぐらいで、それなりに忙しく、おかげさまで(苦笑)。

──　しんどくて休みたくなることとかは？　2、3日、家でゴロゴロしたり……。

大川　ああ、まだ以前はあったかもしれないんですけど、フリーになってからはそれが怖くなって(笑)。休むのがちょっと怖い……。

──　その辺も変化のひとつですかね。まあ、しんどくて疲れたら、大好きな銭湯に行って、サウナに行ってっていう。

大川　そうですね、そうやってリフレッシュはします(笑)。あとはジムに行って……。

──　そのあたりの映像も機会を見つけて上げていけば、公私で一石二鳥のような(笑)。

大川　ああ、いつかYouTubeに上げたいなあとか思ってるんですけど。たぶん、ワタシ、美容代を相当遣っていて(苦笑)。

──　ああ、ああ。

大川　今年の確定申告で計算したら、100万円ぐらいは優に遣ってて(苦笑)。

──　女性のタレントさんはみんな遣うって言いますが……。

大川　やっぱり多いと思うんです。ただ、撮影会とかでも完璧に出たいほうなので……。

──　長年顔見知りのファンのやつでも、一切妥協は許さずという？

大川　そうなんです。美容室行って、エステ行って。