【大川成美活動10周年インタビュー】「振り返ってみて、どっちがよかったか? 芸能界って正解がない世界じゃないですかー、正直。そこはずっと悩んだ部分ではありますね」その3

エロス覚醒 快感 初体験 大川成美

DVDって売れないと出せないんで

大川 ワタシ、大学行かなかったじゃないですか。でも本当は大学に呼ばれていたんですよ、ソフトボールで。東京女子体育大学っていうところから呼ばれてて。

── 名門ですよね。ああ、実はそういう話も?

大川 それで、さまぁ~ずさんの『さまスポ』っていう番組で、東京女子体育大学に行って、試合したんですよ。

── そういう企画に呼ばれて?

大川 さまぁ~ずさんらと一緒に行ったんです。ゲストでさまぁ~ずさんのチームに入って……。

── 実力は国体級ですからね。

大川 ヒットも打って、勝ったんですよ(笑)。

── あ、大学チームに?

大川 もちろんハンデはあったんですけど(苦笑)。

── やっぱり大川さん、なにか持ってますよねえ(笑)。

大川 ヒットを打って、次に繋げて、最後に三村さんかな? 最後に打って1点取って勝ったんです(笑)。

── そのときのポジションは?

大川 内野と、ピッチャー……もやったんですね。交代だったんですけど。

── すごいなあ。本番でしっかり結果を残すという。

大川 昔、ちょっと話があった東京女子体育大学に行ってソフトをやれるとは! って(笑)。

── なるほど、確かに芸能の仕事でやりたかったことを次々かなえてますねえ。

大川 骨折をしたり、オリンピック競技から一時外れたりして“ソフトはもうやらない”って決めて行かなかった大学に行けたんです。だからそういうのもあって、この世界に入ってよかったなあっていう……。特撮のショーの仕事では子供たちがみんな慕ってくれたんですね。みんなもう大きくなっちゃってるんですけど(苦笑)。

── ああ、いまもやりとりが?

大川 お母さんがリプをくれたりするんです、誕生日のときとか。

── そういう繋がりっていいですよね。子供たちの記憶の中に大川さんの姿がしっかり残ってるはずで。

大川 そうだといいんですけど(笑)。

── えー、その子供たちにはまだ早いかもしれませんが(笑)、グラビア仕事の話のほうも。最新作をあらためて見させていただきましたが、相当体を張ってがんばってますよね。

大川 だいぶがんばってます(笑)。

── 初期の頃の作品と比べると、必然的により過激な内容になってるはずで。

大川 やっぱり、間(あいだ)から変わってますよねえ。

── 間?

大川 出してない期間が何年かあって。

── ああ、ああ。

大川 その期間、オファーがなかったんですね。(当時の)事務所に聞いてないんでわからないんですけど(苦笑)。あったらやってると思うので。うーん、最初は始めたてだから出せるじゃないですか。なんて言うんだろ。新鮮味があるというか。それで何本か出して……。DVDって売れないと出せないんで(苦笑)。

── やはりある程度は売れないと……。

大川 それで何年かぶりにお声がかかったんです(2018年)。そこから久しぶりに出させていただいて。そこから数本続いて。

── 結果が出たということですね。

大川 それで他からも「やりましょう」と言ってくださるようになって。そこからずっと続いてるんですけど、やっぱ年々……、ていうか、時代的に過激になっていきますよね。