日本各地で記録的猛暑の様相を呈した今年の夏。
8月後半になり、大分落ち着いてきた感もあるが(天気予報を見ると群馬の某市周辺は8月いっぱい真夏日を記録するとも)、まだまだ予断を許さない状況で、暑さ対策は当面しばらくは必要そう。
そんなわけで、絶好の暑気払いの一つといえば、言わずもがな「霊にまつわる怖~い話」ということで(ちょっと強引)、霊感を持つアイドルたちについて調べてみることに!
「ネットなどいくつかのデータによると、50人から100人に一人ほどの割合で――学校でいうとクラスに一人いるかいないか――霊感の強い人間はいるようですが、昔から男性よりも女性のほうが霊感体質の者が多いとも言われる中にあって、とりわけ感性の鋭さが問われる女性アイドルや女性芸能人で、霊感を有する者が出てくるのはある意味必然とも言えます。
古くは小柳ルミ子がそうですし、奥菜恵、釈由美子、眞鍋かをり、中川翔子など、アイドル時代からそれを公言する者は何人も。
アイドル・シーンにおいてそれは今日まで脈々と受け継がれている気がします」(芸能評論家・三橋りの氏)
それでは昨今の顔ぶれでいうと、どんな子たちが?
「最近でいうと、なんといっても話題を集めたのが欅坂46の平出友梨奈(17)。
出演したラジオ番組で『最近、たぶん憑きやすい』『(自分の)部屋の右側に人が住んでる』『お祓いにも行った』などと告白し、ファンを驚かせました。
信憑性についてはやや未知な部分もありますが(笑)、稀代の独特のカリスマ性を有する彼女とあって、『納得』『やっぱり!』などと自然に受け止めるファンは多い模様。
同じく坂道系の乃木坂46の大園桃子(18)も霊感話で有名な存在。彼女の場合、番組企画のお母さんへの電話インタビューで突如それが判明したもので、小学校低学年ぐらいまでかなり見えたとのこと。
誰もいない道で『そこに寝てるおじさんは誰? ほら、こっちギョロっとした目で見てるじゃん』と言い出すなど、純真な子供時代だけあって、その時分の信憑性はかなり高いものが。
現在能力は薄れてきているようですが、番組で唐突に『本当に怖いのはお化けじゃなくて人間だよ』と話し始めるなど、不思議な感性は秘められたまま、まだまだ健在とも(笑)」(同氏)
心霊事情に精通していて、自身のお子さんも幼少時から霊感気質という(!)某編集プロダクションの編集部長の肩書きにしてライターのブライアン飯野氏にも聞いてみた。
「有名なのは、元SKE48の松井玲奈(27)。
昔からしっかり『見える人』のようで、『ホテルや撮影場所の建物にいるかどうかもわかる』『人から(霊を)もらうこともある』『そう思ったら塩風呂に入る。泡が出たら抜けたなと思う』などといった発言は、面白半分で安易に言えることじゃない。
番組企画の怖い話でも一人一切動じず、初めて会った霊感のある人間から『あなたって強いでしょ?』と指摘されることがしょちゅうあるなど、本物の一人と呼んでいい。近い将来、松井玲奈あらため松井霊奈として改名、もしくは別キャラとして活動するのもアリかもしれません(笑)。
同様に本物の霊感の持ち主という意味では、紗綾(24)もしかり。代々霊感が強い家系で、小学校4年生頃から実家で白装束の女性が見えるようになったというのは知る人ぞ知る話。
撮影現場でもしょっちゅう霊を感じるそうで、邪気を感じたら祖母から教えられた真言密教の呪文を何度も唱えるのはファンなら周知の話です」
一時期は“ホラークイーン”の異名をほしいままにもした紗綾。前述の釈由美子や眞鍋かをりもそうだが、グラドル系でそれを公言する者が多い感もあるが???
「特に巨乳系ですね。ただ、その因果関係はさすがにわかりませんが(笑)。
子供の頃から霊感があると公言中なのが西田麻衣(29)。渋谷のスクランブル交差点で見えてしまう話や、撮影場所のグアムのホテルでテレビのチャンネルをコロコロ変える霊に遭遇し、後日調べたらホテルの工事中に亡くなった者がいた話など、霊にまつわるエピソードはたくさん。
さらに霊感の能力が高じてグラドルからスピリチュアル・アイドルに転身したのが疋田紗也(29)。
通っていた自動車学校に霊がいてブレーキを踏みすぎて教官に怒られた話や、駅のホームで人が向かってきたので大きく避けたらそれが霊で、周りの人から不審な目で見られた話など、抜群の性格まんまに時折ユーモアが混じるのも彼女の霊トークの特徴(笑)。
その能力は稲川淳二もお墨つきで、今後その方面でさらなる活躍が期待されます」(三橋氏)
一方で、「見たことも憑かれたことも連れて帰ったこともある」と自身の霊感能力を高らかに表明しながら、偽の心霊スポットや除霊のドッキリ企画で、それらを真剣に解説してみせた葉加瀬マイ(31)などのケースも……(とはいえ、番組制作サイドはドッキリのつもりでも、当人はなんらかのものを感じてることも十分考えられるわけだが)。まあ、そのあたり、信じるか信じないかは各自次第。ファンとしては魅力の一つとして注目、真摯に耳を傾け、好意的に受け止めたいところか。
(文・ゴーゴータイムズ雑賀)
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