コスプレイヤーグラドルの時流はいつまで続く???
芸能ライター・織田祐二(以下、織田) えーと、以前に本ニュースで人気コスプレイヤーのグラビア猛攻進出について語ったのが……
ネットライター・天然バナナ工場長(以下、天バ) 2018年10月のことですね
織田 もう3年も前なんだ(苦笑)。てことは、それだけ長く彼女らの時代が続いているという
天バ さらに盤石強固な時流になっているといえますね
織田 とにかくコンビニ売り雑誌の表紙登場率が凄まじい
天バ 今年ここまで(8月末現在)、えなこは40誌に迫る勢いとも。伊織もえ、桃月なしこ、篠崎こころも10冊前後の表紙を務めていて、完全に席巻されてると言っていいですよね
織田 王道グラドル勢のほうは……?
天バ 沢口愛華、石田桃香、大原優乃らが10冊ぐらい。いや、これでも十分すぎる活躍と呼べるはずですが、コスプレイヤー勢と比べると(苦笑)
織田 まあ、えなこが1人ダントツに抜きんでてるという話だけどね。8月だけで15誌ジャックなわけだから
天バ 驚異的な活躍ぶりですよね
織田 王道グラドルの本来の意味でいうと、DVDもしっかり出してる子って定義も成り立つと思うけど、そのあたりの顔ぶれの表紙起用は?
天バ 熊田曜子、星名美津紀、森咲智美、東雲うみあたりが5冊前後の登場ですか(注.某サイト調べ)
織田 彼女らってコラボでの表紙もけっこうあって
天バ ただ、そういう意味ではコスプレイヤー勢もコラボ表紙はいくつもありますよね
織田 ああ、そうか。やはり、目下の流れは完全にコスプレ勢に軍配が上がるというわけなんだな
天バ やはり大きな数字を持っているというのが強みですよね
織田 コスプレという名のもとにキワドイ衣装をガンガン着てくれるなど、ファンのニーズとの合致は大きい
天バ そうして、フツーの水着姿の新鮮さも
織田 あれをやられると王道組はちょっと勝てないと思う
天バ ほんとの二刀流というか
織田 そんな感じ(笑)。あと、コスプレイヤー勢って大半がDVD出してないはずなんだけど、その意味でのインパクトの効果や希少性もある
天バ 昨今、DVDを出さないグラドルが増えていますが、コスプレイヤー勢の場合、当初から出さなくて当然みたいな雰囲気や認知もどこかにあって
織田 ありますね。そういう意味でここまでの流れがすべて好転している感じ
天バ 当面は安泰ということでいいですかね
織田 当面というか、数年後までこのまま行ってしまうような? 死角が見えないんだよね
天バ 織田さん、3年前の例の記事でもそれを口にしていたはず(笑)
織田 あ、そうだったか(苦笑)。3年経っても死角が見えないというのは凄いことですよ
天バ 半分自画自賛も入ってる気も(苦笑)。ただ、こういう流れが続くと、いまのファンからすると、彼女らこそが王道の純グラドルという認識も出てきそうですね
織田 現状でもうそういう認識は出ていると思う。DVDにおける疑似プレイなどでグラドルがどんどん過激化する中にあって、グラドルのスタンスの枝分かれはどんどん進んでいくわけで、そのあたり細分化の流れの勢いを止めるのは難しい域に入っている
天バ ファンはそこをどう見て、受けとめるかですね
織田 我々もね
天バ ちなみに織田氏は、どのスタンスを支持していきたいと?
織田 それはもちろんDVDを出していく子をメインに引き続き追いかけていくつもり。ただ、えなこのフツーの水着姿とか、最近話題の火将ロシエルのそれとかやはりいい、つーか、めちゃめちゃいいんだよね(笑)
天バ いいものはいいと認めていくスタンスですかね
織田 あ、いいまとめ(笑)。引き続きそういうスタンスで行きましょう。うーん、個人的には今後、DVDリリースを辞さないビッグネームのコスプレイヤーグラドルは出てくると思っているのでそのあたりの動きにも期待を……
天バ 自分もその動きに注目したいです
(文・山口容子)