ハロプロが誇る人気グループ・℃-ute解散の理由とは?
連日、メディアも世間もSMAPの解散騒動の話題で持ちきりの我がニッポン。この騒然とした状況は、今後しばらく(解散のその日まで?)収まりそうもないが、一方でもう一組、解散を発表したグループがいるのは、アイドルファンなら当然ご存知だろう。
そう、ハロプロが誇る人気重鎮グループの℃-uteだ。しかし、気になるのは、なぜ、このタイミングでの発表だったのかということ。なにもわざわざ物議を醸してるSMAPと時期をあわせなくてもいいじゃんと……。
「SMAPが解散を発表したのが8月14日で、℃-uteが発表したのが8月20日。本来であれば、毎年恒例、9月10日に行われる“℃-ute(キュート)の日”のイベントや、その前の5日に行われる武道館コンサートで発表するのがベストのはずですが、そうしなかったのは、やはりそれなりの思惑があってのこと。
一説によると、武道館コンサートや10月から始まる全国ツアーのチケットの売り上げが思いのほか苦戦しており、それら挽回の一策として、解散発表を前倒ししたとも。詳細は不明ですが、まあ、十分ありえる話でしょう」(アイドルライター)
こうして聞くと、中には「チケットを売るために解散を決めたのか?」と早合点する方もいるかもしれないが、来年の解散自体、元々決まっていたのは間違いない模様。
ただ、発表にあたっては、当然のように、オリンピックという世界的一大イベントの最中だけは避けることになっていたものの、そんな中、意表をついてSMAPが解散を発表してしまい、二番煎じ的な印象を世間に与えてしまった……というのが真相のようだ。
「SMAPと同じ時期の解散宣言については、事務所やレコード会社サイドでもギリギリ最後まで意見が分かれたようですが、最終的にはその流れに乗っちゃおうという意見が勝つことに。
ファンの受け止め方としても、『SMAPですら解散するんだから℃-uteだって仕方がない』『男のスーパーグループと女のスーパーグループが同時期に解散宣言というのは歴史に残る出来事(笑)』『SMAPみたいにメンバーのゴタゴタじゃなく仲良しのままのクリーンな解散はさすが』など、結果的に好意的なものがほとんどで、特に問題はナシ。
むろん、納得できないファンも少なからずいるようですが、SMAPを引き合いに出されるとアレコレ言いづらいというのが本音のようで、タイミング的に結果オーライといえるでしょう」(週刊誌記者)
確かに解散自体が同時期なら話題を全部持っていかれる恐れもあるわけだが、SMAPは今年12月、℃-uteは来年6月ということで、その辺の心配は一切無用。今年いっぱい話題はSMAPに任せて、来年の前半半年間、彼女らがシーンを存分にリードすればいいだけ。
最後の舞台となるさいたまスーパーアリーナ公演ももちろんだが、ラスト・シングルでの初のオリコン1位獲得といった目標も残されており、来年6月に向けての完全燃焼に期待、注目したい。
(文・山口容子)
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