「今年のブレイクグラドル」を大予想!!
そして、謎の「モグラ・ムーブメント」とは!?
空前のモグラ・ムーブメントや元AKBグループ勢の奮闘、各DVDメーカーによる熾烈なる有望新人発掘競争など、依然、俄然、盛況を呈しているグラドル・シーンにあって、今年2017年もその勢いが止まらないことは必至。3か月後、何が起こってるかまるで予測がつかない昨今のアイドル界で(周知のとおり、とりわけ顕著なのがスキャンダル発覚による騒動、失速劇)、正直、一年を見据えての予想はほぼ不可能と思えるが、とりあえず、他の媒体に負けじと(笑)、現時点での「今年のブレイクグラドル」予想を行ってみる次第。加えて、くだんのモグラ・ムーブメントについての考察もやってみたい。
第5位 二宮さくら(21)
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第4位 西堀智美(19)
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第3位 長澤茉里奈(21)
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第2位 朝倉恵梨奈(18)
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第1位 都丸紗也華(20)
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そんなわけで、ブレイク予想(予想というより熱望か)を終えたところで、前述のモグラ問題について軽く触れて、本稿を締めたい。周知のように、モグラとは「女性誌モデル」と「男性誌のグラビア」を両方こなすことで、よくいえば流行りの二刀流だが、その時流は時流として、筆者としては、本稿でも何度かこだわった「王道のグラドル」というあり方、いわゆるイエキャブや優香を嚆矢とするグラビア一本で行くアイドルに注目していきたい。
モグラの成功例としては、久松郁実(20)や馬場ふみか(21)、注目株では池上紗理依(21)、大川藍(23)あたりが挙げられるはずだが、現状見ている限り、そのバランスを常に50:50でやるのは難しい、難しそうだと言わざるをえない。グラビアであまりセクシー路線に傾くと、モデルとして女性読者の反感を買うのは仕方ないことで、最終的にモデル寄りにシフトするのは容易に想像できる(その辺、奇跡的にうまくこなしているのが久松だが、彼女の場合、屈託のない性格が奏功して、自然にグラビアのほうに重心を選んでるようにも)。
その意味で、グラビア一本の王道グラドルを支持していきたいというわけだが、うーん、そのバランス感覚に絶妙に長けた超新星が、近い将来新たに登場する可能性も十分あり(あ、久松ともう一人、筧美和子のバランス感覚もすばらしい)、もうしばらく様子を見る必要がありそう???
(文・織田“オーリー”祐二)