周りでそう思ってても、なかなか言えないと思うので(苦笑)
── 年が明けて2020年、そこからいよいよこの世界の話ですね。再び、お母さんからのアドバイスが……。
七川 そうなんです。お母さんに「中学生ぐらいから胸が大きくて、お腹が出てないからよけいにヤダって言ってたじゃん」とか言われて。グラビアの道を勧められたんです。
── 「お腹が出てないからよけいにヤダ」とは……?
七川 胸と腰のクビレが際立っていたんですね、その頃から(苦笑)。周りからも見られて、いろいろ言われたりもして、すごくイヤで。
── ああ、あまりに目立つんでからかわれたという?
七川 高校のときとかは、先輩がわざわざワタシを見に来たりとかもあったんですよ。
── 抜群のプロポーションで学校の有名人に(笑)。
七川 当時はめっちゃイヤでしたねえ。でも、そういう話をお母さんは知っていたんで、「オーディション受けてみれば?」って。
── サラッと話してますけど、すごい展開ですよね(笑)。
七川 ハハハ! そうですよねえ。
── 事務所はすんなり選んだ感じですか?
七川 そうですね。ネットで“グラビア 事務所 いい所”みたいな感じで検索したら一番上に出てきたんです。で、2番目に出てきたのがゼロイチ(ファミリア)で(笑)。じゃあ、上から行くかあ~みたいな感じで。
── なるほど、そういう流れが。いや、検索結果として昨今のシーンを象徴してますよね(笑)。
七川 そうですよね。当時のワタシはRIPもゼロイチもまったく知らなかったんですけど(苦笑)。
── まあ、女の子ですからねえ(笑)。
七川 それで自分でスリーサイズ測って。そしたら、いまの数字とまったく一緒なんですけど(笑)。で、それで受けたら、まあ、デビューってことになって。
── 最初から早いですよね。もうすぐに撮影仕事が入って。
七川 そうですそうです。
── 1stDVDは(2020年)6月ぐらいに出してるわけですからね。
七川 4月とかにはもう撮ってました。デビューして、すぐ(笑)。
── その頃の流れをあらためて振り返ってみて、どうですか? いきなりで戸惑いもいろいろあったとも思いますが。
七川 戸惑い、ありましたねえ。水着で、人前で撮るって、めっちゃ恥ずかしくって。最初ポーズもまったくわからないし。恥ずかしいし、なんだろう? ただ、恥ずかしいしかなかったですね(苦笑)。
── 最初はやはりそこに尽きると(笑)。
七川 これでいいのかなとか。
── とりあえずこなしてみて、周囲の反応はどうでした?
七川 ああ……。ハハハ!
── なにかを思い出したようですが(苦笑)。
七川 初めての沖縄でワタシのテンションが上がりすぎて……(苦笑)。
── ああ、いいじゃないですか(笑)。
七川 ハハハハ!
── 遊びすぎて、食べすぎて、とか?
七川 いや、そういうんじゃないんですけど、初めての沖縄が嬉しすぎて、はしゃぎすぎて。それで、次の日、朝が早くて最初の撮影のときに完全に疲れていたという(笑)。
── 撮影時の心身のペース配分がわかってなくて(笑)。
七川 着いた初日にテンションがMAXになってました(笑)。
── そのあたり、ファンの方には1stDVDをあらためて見直していただくということで。なにか新たな発見や腑に落ちるところがあるかもですね。
七川 ハハハ。
── 最初にも話しましたが、デビュー数か月後には例のキャッチフレーズ“ちょいブスグラドル”が評判になっていて、リアル峰不二子やリアル・ナミの予兆もあったりで、シーンでのイメージは早々に完成されていたのがすごいですよ。
七川 なにかいいフレーズはないかと思って、ツイッターのプロフィール欄に載せたんですけど。周りでそう思ってても、なかなか言えないと思うので(苦笑)。
── いや、周りでは誰も思ってなかったと思いますがね(苦笑)。
七川 いや、思ってる人はいると思います(笑)。
── 自ら大胆不敵に名乗るなあ~っていうのが衝撃でした。
七川 やっぱり、かわいくて、胸がおっきい子はいっぱいいるんで。ワタシはそこまでまったくかわいくねえ~って思って。そこで自らアンチの存在も予測して言いました(笑)。
── これまでのどこかの記事でも書かれていたはずですが、“ちょいかわいい”でもいいんじゃないかっていう。まあ、確かにインパクトは雲泥の差ですが。
七川 そこはあえて、という(苦笑)。
── やっぱり極上のプロポーションあっての、アンバランスなキャッチフレーズの妙味ですよね。身長は160センチということですが、ボディのクビレとのバランス踏まえると、もうちょっとあるように見えますよね。
七川 「もう少し高く見える」っていうのはよく言われますね。
── RaMuさんや火将ロシエルさんとの例の動画などを見ると、楓さんならではの存在感が際立っていて。
七川 あの動画はでっかく見える……(苦笑)。
── ボディの迫力が圧倒的な感じで、食い入るように見入ってしまいますね(笑)。
七川 ハハハ。
── “リアル峰不二子1位”の肩書きはダテじゃないという。
解除!! pic.twitter.com/abELBV4Yv1
— 七 川 楓 (@01kae_____ede07) July 11, 2022
(インタビュー:織田祐二)
インタビューの続きは明日公開!
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