芸能界史上最大の悲劇が怒った四谷交差点
人気タレント、ベッキーの不倫騒動で話題のサンミュージックだが、これ以上の衝撃はないと言われる芸能界史上最大の悲劇が起こったのは1986年4月8日。
現役の人気アイドルだった岡田有希子(享年18)が東京都新宿区四谷の所属事務所屋上から飛び降り自殺を図り日本中を騒がせたのだ。
事の発端は4月8日の朝、自宅マンションでリストカットを行いガス自殺未遂を起こし、ガスの臭気に気がついた管理人が110番に通報。
その後、岡田有希子は病院から退院し一旦、事務所で保護。騒動を聞きつけた芸能マスコミに対し事務所が記者会見の準備をしている間、事務所関係者が彼女から一瞬、目を離したところ屋上に駆け上がり投身自殺を図った。
記者会見の発表があり多くのマスコミがすでに駆けつけていたため、飛び降りた直後のショッキングな遺体が写真に多数収められ写真週刊誌などに掲載された。
その後、サンミュージックでは1989年にトップアイドルの松田聖子が独立騒動を起こしたり、1992年に桜田淳子が宗教団体入信とともに芸能活動休止をしたり、2009年には酒井法子が覚醒剤の所持及び使用で逮捕されたり、そして最近では稼ぎ頭のベッキーが不倫騒動からの活動休止に追い込まれたりと様々な災難がふりかかっている。
なお現在サンミュージックは2009年8月に事務所を移転した。
(取材・撮影 KKフォトグラフ)