「能年玲奈」改め(?)「のん」。一見、順調に見えるリ・スタートだが、その実情とは……

スクリーンショット 2016-08-29 15.59.00のんオフィシャルブログ:http://www.konosekai.jp/

8月18日に、心機一転、“のん”としてのオフィシャルブログを開設したのを始め、9月18日には岩手県・久慈市の秋祭りへの出演、11月12日公開のアニメーション映画『この世界の片隅に』の主役の声の担当など、再始動にあたって、目下、超順調に見える彼女。

しかし、はたして、本当にそうなのか? ファンは本当に手放しで喜んでオッケーなのか?

「まあ、ほとんどなにも進展がなかったこの1年半あまりを思うと、活動予定が入ってる分、素直に喜んでいいかと(苦笑)。ただ、やはり気になるのは、事務所・レプロエンタテインメントの存在と動きでしょう。
結果的に、現在も依然、同社のホームページには彼女の名前と写真が載っており、名前も能年玲奈のまま。要はレプロとしては、“のん”という名前を認めていないことが窺えるわけで、この先、平穏無事に活動していけるのか、金の流れはどうなっていくのか、というより、いつになれば正式に事務所から独立できるのか、などなど危惧する点はいくつもあります」(週刊誌記者)

ちなみに、レプロのホームページの彼女のプロフィールページから公式ブログにアクセスしてみると、今回の新規のそれではなく、以前の古いブログ(5月10日付が最後の更新)に行き着く始末! レプロは一切、“のん”としての彼女をバックアップする気がないことがわかる。

「主演を務めるアニメーション映画も、元々クラウドファンディングで資金調達して完成した映画で、決して大手興行の映画ではない。
久慈市のお祭りも、たとえばグッズ販売はどうなるのか、トークショーなどの内容はどうなっているのかまったく不透明であり、半ばボランティアのような出演になりそうな予感も。
新規のブログにしても、現時点、以前のブログとほとんど一緒の個人ブログの様相で、いずれにしても、もうしばらく静観する必要があるでしょうね」(某芸能事務所関係者)

その映画の告知については、レプロに気を遣っているのか、ここにきて大手スポーツ紙や週刊誌がほぼスルーするらしいという話が伝わってきたりも……。なんとも歯がゆい話だが、彼女としては、当面、来た仕事を地道に精一杯こなしていき、その中からなんとか突破口を見いだしていくしかないかもしれない。

(文・織田祐二)

  

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