いまこそ注目! 東京六大学出身のグラドルたち!
アイドルライター・ニイゼキユウジ(以下、ニイゼキ) コロナ禍に屈せず無事、東京六大学野球秋季リーグが9月11日から開催されることが発表されましたね
芸能ライター・織田祐二(以下、織田) 発表されたけど、それがグラドル記事となにか関係が?(苦笑)
ニイゼキ それがあるんです。大アリとは言えないですが、小アリぐらいで(笑)
アイドルライター・ニイゼキユウジ(以下、ニイゼキ) コロナ禍に屈せず無事、東京六大学野球秋季リーグが9月11日から開催されることが発表されましたね
芸能ライター・織田祐二(以下、織田) 発表されたけど、それがグラドル記事となにか関係が?(苦笑)
ニイゼキ それがあるんです。大アリとは言えないですが、小アリぐらいで(笑)
あらゆる事象やジャンル同様、年々日々、時流の変遷を重ねていくグラドル界。ブーム、ムーヴメントなど、続くもの&絶えるもの様々といえるが、そんな中、ここ1、2年、とりわけ目につく動きが、“体を鍛えるグラドル”(およびそれを披露する動画)の増加じゃないだろうか。
故意か偶然か、先頃、『ヤングマガジン』(2月9日発売)、『週刊少年マガジン』(2月13日発売)、『ヤングジャンプ』(2月14日発売)で続いたツイン・アイドルによる表紙。平成最後のアイドル活況における盛大な打ち上げ花火なのか、はたまた、人気アイドル増加に伴う飽和状態の表れか。単独表紙の重みを再確認する意味でも、ちょっと考えてみることに。
一口にツインの表紙といっても、その様相はいろいろ。同じグループ同士のタッグもあれば、同じ栄冠に輝いたタッグ、人気者同士ながらまったく関係のない組み合わせも。
「いきなり結論めいたことを言っちゃいますと、3冊それが続いたのは単なる偶然の感じもありますが(苦笑)。いまも昔もスターの証としては単独表紙が基本というのはわかりますが、2010年代のグループアイドル・ブーム以降、複数人数による表紙は完全に定着したと言っていい。さすがに、毎号、複数人数だと新鮮味がなくなって食傷気味にもなってくると思われますが、不定期に仕掛けてくる分にはいいんじゃないでしょうか。実際、ネットの反応を見ると、『神表紙』『どっちもかわいくてよい!』『2人で写真集出してほしい!』など、いずれも評価は上々で、一粒で二度おいしいといった結論に至っているのが実情です」(アイドル評論家)
昨今の複数人数表紙といえば、『ヤンマガ』における浅川梨奈、大原優乃、わちみなみ、小倉優香、久松郁実ら事務所の枠を超えた組み合わせによる恒例のスリートップ表紙も好評。インパクトという意味では圧巻、圧倒的なものがあるのは間違いなく、単独表紙と複数人数表紙、うまくバランスを伴って共存しているのが目下の時流の感も。
「かつて、『表紙は単独じゃなきゃダメだ!』と語ったのは、イエキャブ創設者にして“巨乳バカ一代”こと野田会長でしたが、うーん、それも20年ぐらい前の話……(苦笑)。時代は大きく変わったということですかね。ただ、それでもあえて言うと、やはり、基本は単独だと思いますよ。表紙クイーンなどといった称号もありますが、それが意味するのは単独での表紙が基本。今回の動きで気になる点といえば、『マガジン』『ジャンプ』という老舗メジャー誌が連チャンで敢行したこと。偶然にせよ、歴史は一つの偶然から変わることは十分にありえるわけで、ほかの媒体の表紙への影響の有無は興味深く見ていきたいところです」(芸能ライター・織田祐二氏)
念のため記しておくと、くだんの『ヤンジャン』の武田玲奈&池上紗理依などは、同誌の表紙の常連の2人が満を持してタッグを組んだという形。『ヤンマガ』のスリートップ表紙同様、ファン待望のスペシャルの要素が大きいのは言うまでもない。
「しっかりネームバリューがあって、納得の人選、垂涎狂喜の組み合わせであれば特にあーだこーだ言うことはないでしょう(笑)。単独表紙の重みという意味では、武田、池上クラスの子がコラボで登場することにより、むしろ上がったと考えていいかと。事務所によっては、依然単独起用にこだわるところもあるようですが、それはそれでいいとして、表紙の価値や認識における多様化は今後さらに広がっていくはずです」(前出・アイドル評論家)
ちなみに熱烈な巨乳グラドル・ファンになると「断固、絶対、表紙は単独。なぜなら、せっかくの巨乳が複数人数だと小さくしか見られないから」などといったこだわりもあるようだが、なるほど、そういった意見も確かに一理あると思われる(同様に、川崎あやの過激なハイレグなども単独表紙でこそ映えるというもの)。新時代に向けて、表紙の傾向にはこれまで以上に注目していきたい!
(文・ゴーゴータイムズ雑賀)
おのののか、わちみなみ、みうらうみ、うさまりあ、ちとせよしのetc、字面的に視覚的にとみに印象に残る平仮名ネームのアイドルたち。目下、続出中!
とまで言い切るのはちょっとアレですが(笑)、コンスタントに登場している感がある平仮名ネームのアイドルの歴史、実情について調べてみることに。芸能ライターの織田祐二氏が語る。
今年のグラドル界を振り返って、なんといっても特筆すべきは、「グラビア・デビューがいきなり表紙」のケースが続出したことだろう。歌手で言うなら「ライブ・デビューがいきなり武道館」みたいなものだが(たぶん)、あらためて、その流れの背景にあるものはなんなのか? を考えると同時に、その功罪、それを果たした面々のその後を総点検!
一昔前までは、グラドルがDVDをリリースするのは当然の話だったが、昨今は、表紙級の人気者に限って、それをリリースしないのが主流。
ここ数年でいえば、佐野ひなこが0枚、筧美和子が1枚、柳ゆり菜が2枚といった具合で、デビュー15年を過ぎても(というか、母親になっても)かたくなにそれを出し続ける熊田曜子あたりの爪の垢を煎じて飲ませたいほどだが、その辺については、「ウチの○○はアーティスト志望の女優志望。あえてエロい内容のDVDを出して安売りする必要がない」といった事務所の思惑が多分に絡んでいるとも。
長年のグラドル・ファンからすると、なんとも由々しき状況といえるが、この時流が早々に崩れるとも思われず、当面はメディアやファンが地道に熱望の声を上げていくしかないだろう。そんなわけで、一刻も早いDVDのリリースを待望すると同時に、そういったメンツの現状再確認の意味でも、表紙級の人気者9人で打線を組んでみることに!