【グラドルシーン2020まとめ】アイドルライター&編集者座談会! グラドルたちのグラビア卒業、グラビア復活、YouTuberブーム、2021の展望などをたっぷり語り合う!

コロナ禍という怒涛、激動の時流の中で慌ただしく幕を閉じた2020年・グラドル界。この最悪の状況は当面変わりそうもないが、そんな中で、未来に繋がるであろう新たな動きもチラホラ見受けられているのも事実。2020年から2021年への流れをアイドル系ライター&編集者3人が検証総括、および、展望(のようなもの)を予測してみました!

芸能ライター・織田“オーリー”祐二(以下、織田) 年末から年始にかけて、いろんなアイドル系媒体で1年の総括がおこなわれていると思いますが、やはり明るい話題は少なく…… 

ネットライター・天然バナナ工場長 作品のリリースや予定イベントがほとんど延期、未定という形に終わりましたから。秋以降、一時、回復の兆しも見られましたが、感染者の増加で、自粛の流れが再び強まったのは周知のとおりです 

ムック編集・ブライアン飯野 トップ・グラドルの川崎あやが3月14日に引退しましたが、振り返ってみたら、コロナ対策の特別措置法の成立が3月13日、4月7日から16日にかけて全国で順次緊急事態宣言が発令されたわけで、彼女の引退宣言自体がその後のグラドル界の暗い影を暗示していたとも…… 

天バ 彼女とコロナは関係ないですから(苦笑) 

織田 ただ、引き際の美学とタイミングの絶妙さという意味では、プラスαが加味されて、今後語り継がれるものになると思いますよ 

天バ 2020年の二大象徴的出来事として…… 

織田 そうそう。当然ですが、グラドル・シーンもコロナ禍のもろ影響下に置かれているわけで 

飯野 グラビア卒業としては石岡真衣、あとはイメージDVD卒業の忍野さら 

天バ 忍野はかねてからリスペクトしてやまない小池栄子路線を本格的に歩むということですよね 

織田 マルチな活動の歩みを。そういや、小池もグラビア完全卒業という宣言はおこなっていないんですよね 

飯野 石岡は同様にリスペクトしてやまない小倉優子路線を邁進ですかね。うーん、卒業組については、コロナ禍がなければ、もっと増えたんじゃないか? という見方もありますよね 

織田 ああ、グループ系の卒業事情と一緒で、本当は区切りをつけたいのだけど、リリースやイベントの予定がまったくたたないので先延ばしという 

天バ 一方で、柳瀬さきの復活は喜ばしい限り。嬉しい誤算ですね(笑) 

飯野 盟友の天木じゅんや菜乃花らとのコラボが話題ですが、本格的な作品路線も今年の目玉でしょう 

織田 2020年の特色といえば、YouTuberデビューするグラドルが増えたこと 

天バ 森咲智美、東雲うみ、長澤茉里奈、高梨瑞樹、星名美津紀、ちとせよしの、清水あいり、石田桃香、熊田曜子、そして、大原がおりあたりが代表格でしょうか 

飯野 30万以上の登録者、100万視聴連発の森咲智美が圧勝ですよね 

織田 エロい内容もそうですが、バリエーション豊かにコンスタントに動画上げているところも見事 

天バ 11月に参入して早々に登録者16万突破、100万視聴連発の東雲うみが猛追する感じ 

織田 8万以上の登録者で、最高視聴回数107万のちとせよしのもセクシーさでは負けてない気が。あと、大原がおりは2万強の登録者数ですが、新人グラドルの取材や対談モノで数字を稼いでいます。藤乃あおい登場の回は133万超えの視聴回数です(笑) 

飯野 さすが、年季の違い、年の功(笑)。織田氏が当webの記事で取り上げた辻りんは、視聴回数は発展途上ですが、ゲーム実況モノを4か月で実に140本以上アップしてるんですよね 

織田 編集は自らスマホでコツコツやってるらしい(笑) 

天バ YouTubeもそうですが、こういう状況下にあって、SNSをどう上手く使っていくかがポイントになってきていますよね 

織田 それは言えますね。むしろ、双方、自粛で家にいる時間が長い分、ファン獲得の面で有効に活用中のグラドルはけっこういると思いますね 

飯野 DMの過剰なやりとりの賛否も(苦笑) 

織田 イメージDVDのセールスという意味でも、自粛という状況が如実に反映されたという話もあります 

天バ 熱心なグラドル・ファンの人って、実際ショップに足を運んで買う人も多いと思うんですが、店を訪れる回数減らした分、行くと多めに買うことになったという話、聞きました 

飯野 あとは、通販ですよね。これも確実に増えたという話は耳にしました。明確な動きといえば、大きな事務所の活動が自粛で鈍くなった分、フリーの子たちの精力的な活動も顕著に…… 

織田 まあ、そのあたりのフリーの子たちの実情は本webの別稿でも取り上げたのですが。一部の活動は、いろんな意味で、いつ、なにが起きてもおかしくないということを考慮すると、責任問題として危惧するところではあります 

飯野天バ  確かに 

天バ それじゃあ、2021年のシーンの展望を…… 

飯野 とりあえず、状況の終息の兆しが見えないとなんとも言えないところではありますが、くだんの藤乃あおいや原つむぎ、吉田莉桜、桃里れあといったフレッシュな新人が続々登場中で人材の心配はまったくナシ 

織田 東雲うみもDVDリリース歴1年目の新人のはずなんですが、激動激変の時流の中で存在感がどんどん増していって、グラビア・クイーンとしてすでに堂々たる貫禄感じたりも(笑) 

天バ 個人的には沢口愛華、石田桃香のイメージDVDリリースですね。雑誌表紙で売れてる子とDVD売り上げランキング上位の子の統一性はそろそろ望みたいところ 

飯野 なるほど、DVDランキング上位の子が雑誌表紙にひっぱりだこかというと、まったくそうじゃない昨今の現実(苦笑) 

天バ あとはなんといっても…… 

3人 柳瀬さきの新作リリース! 

織田 ここは3人一致ですよね 

天バ 人気グラドルの復帰後のロールモデルとして要注目です 

織田飯野 同意であります 

(構成・山口容子)