複数のキャッチフレーズを持つグラドルが増加中!
ネットライター・天然バナナ工場長(以下、天バ) 人気グラドルになるべく完全に必須と化したキャッチフレーズですが、最近は一つにとどまらず2つや3つのキャッチフレーズを持ってる子が増えてますよね
芸能ライター・織田祐二(以下、織田) なるほど、そう言われてみると、そんな感じも……。今年になってインタビューした四葉杏果は“雨宿り出来そうな天然Jカップ”に“道産子ロリ巨乳”。先頃インタビューした名取くるみは“グラビア界一の黄金比ボディー”に“初代エロメンタリスト”という
フリー編集・ブライアン飯野(以下、飯野) 名取くるみって元々“あざとエロかわいい”っていうのもありましたよね
織田 そうそう。なんでも、ほかの子と被りがちのキャッチフレーズなんでやめてしまったというね
天バ 最近は一部ファンの間で“蒼い妖精”という呼称もあるようです(笑)。えーと、複数のキャッチフレーズ持つ子で主な子を挙げていくと、石田桃香が“浪速のピーチ姫”と“令和のグラビアクイーン”、あまつまりなが“2.5次元モデル”と“ぱんつの姫”、高宮まりが“猛激プリンセス”と“淑女ベルセルク”、山岸楓が“ちょいブスグラドル”と“リアル峰不二子なカラダ1位”、ちとせよしのが“Hカップの有村架純”と“元鉄工所勤務の●●”……
織田 自称のものと他称のものが入り混じってる感もあるけども(苦笑)
飯野 そのあたりはいまも昔も変わらないというか。平成グラドルの名キャッチフレーズとも呼ぶべき“スライム乳”とか“グラビア界の黒船”とか、自分から名乗ったわけでは決してないわけで。“癒し系”の類もそうですよね
織田 “清純派ロリエロ隊長”のほしのあきは、途中から“最年長グラビアアイドル”と称し国民的ブレイクを果たしたけど、“最年長~”は自分発信だったかしら?
天バ どうでしたっけ。なんせ15年も前のことで(苦笑)
飯野 当時の記事を見ると自称となってるものもありますよね
織田 自称で複数のキャッチフレーズの嚆矢と言えば、相澤仁美の“おっぱい番長”と“愛がいっぱい詰まったIカップ”というのがとても思い出深い。(しみじみと)彼女はよかったなあ
天バ その後の展開があらためて悔やまれます。自称で複数で歴代究極と言えば、倉持由香の“尻職人”と“グラドル自画撮り部部長”に尽きると思いませんか。元々、“100㎝のもっちりヒップ”というのもあったわけですが
飯野 違ったウリを2つ掲げたのはさすがと言うしかない。たとえて言うなら、プロレスラーの長州力の必殺技がサソリ固めとリキラリアットであったように(笑)
天バ ああ、言いえて妙……ですかね(苦笑)
織田 野球で言えば、大谷翔平の二刀流にも通じるスペシャルな資質ですよ
飯野 “グラビア界の二刀流”となると、言わずと知れた東雲うみですが
天バ 彼女、最近は“ガンプラ好きオタク”の呼称でもお馴染みになっていますよね
織田 そのあたりの展開は彼女のクレバーさですね。うーん、グラドルの二刀流と言えば、確か、が一時“乳尻二刀流”を名乗っていたんだよね
天バ なるほど、言われてみるとそうだったような……
飯野 最近は“ミニマムダイナマイトボディー”が定着していますね
織田 “乳尻二刀流”、本人的にはけっこう気に入っていたという話で(笑)
天バ これを機に再度そちらも称していただくというのも妙案ですか
飯野 個人的には三宿菜々あらため三島奈々の“令和初NGなしグラドル”と“崖っぷちから落ちたグラドル”というのがツボですかね(笑)
織田 “崖から落ちた”じゃなく“崖っぷちから落ちた”というところに切実な悲壮感が漂っているというか
飯野 本人はいたって前向きのようにも(苦笑)
天バ 最近は家庭菜園に凝ってるようですからね
織田 なにはともあれ、より多様性が求められる時代、キャッチフレーズの複数化は今後ますます広がっていくことと思う
天バ 同感です。ツイッターのプロフィール欄などにいかにそれらを盛り込んでいくかも重要ですよね
飯野 バラエティでのアピールもそうですし、DVDなど作品のタイトルやコンセプトとしても活用できますから
織田 なんと言っても、ウチらのネタ的にも重宝ということで(笑)
天バ、飯野 ハハハ!
(構成・山口容子)