「ネットでは確かにそうですが、肝心のTVがほとんどまったく反応を示していませんからね。『この世界の片隅に』にしても全国ネットのワイドショーで取り上げた番組は皆無ですし、映画やドラマの出演も、この分だとまだしばらくは無理そう。
依然、彼女の名前を公式HPに掲載している事務所のレプロエンタテインメントと完全に手を切るか、逆に和解するかしないと、先の道は開けないでしょう」(芸能評論家)
周知のようにレプロエンタテインメントといえば、新垣結衣や川島海荷、清水富美加らを擁し、いま、最も勢いのある大手事務所の一つ。
仮に独立したとしても、これまで以上に活動、活躍できるとは到底思われず、なんといってもキャッチ―で魅力的な能年玲奈名義で活動するという意味でも、なるほど、和解という選択も十分考慮に入れてしかるべきだろう。
「ただ、現段階の双方の状況を見る限り、そのヴィジョンを思い描くのはとりあえずは無謀でしょう。仮に実現するにしても当分先のことかと。
それを考えるぐらいだったら、以前から一部で言われている後見人や救世主として、渡辺えり子や小泉今日子あたりのサポートに期待したほうが断然現実味がある感も……(苦笑)」(同氏)
渡辺にしろ、小泉にしろ、業界のネットワークに関しては甚大なものを持っていることで知られる存在。とりわけ、小泉が所属する事務所のバーニングプロダクションはレプロとはゆかりの深い老舗の大手事務所であり、何らかの打開策が生まれるキッカケになる可能性もありうる。
彼女の完全復活を心底願いつつ、藁をも掴みたいファンの気持ちとしては、一刻も早い次なるステップの動きに期待したいところだが、そんな中、一方で、彼女をバックアップすべく“第3の救世主”としての新たな名前も浮上中!?
「黒柳徹子ですね。10月8日付ののんのブログに、黒柳主演の舞台を見に行った際に一緒に撮られた写真がアップされて、業界内で大きな話題や憶測を集めています。
黒柳といえば、くだんの渡辺や小泉らとも古くから親交があり、仮にこの3人が手を組めば、新たな動きがおこるのは必至。
そのうねりでもって、さらなる救世主が名乗り出る可能性もあるというもので、その辺の動向には大いに注目したいところです」(芸能ライター・織田祐二氏)
騒動後、業界的には孤立無援と呼んでも過言じゃなかった彼女にとって、目下のところ必要なことは、一人でも多くの支援者、賛同者を募ることだろう。一人、二人と始まって、彼女を後押しする波がある一定の大きさを有したとき、そのときこそ、彼女の真の復活が実現するのかもしれない。
(文・ゴーゴータイムズ雑賀)
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