デビュー早々、『週プレ』で2度の表紙! “黒船の再来”のキャッチフレーズで話題騒然のアンジェラ芽衣だが、グラドル・ファンにとってはいまだ拭えぬあのトラウマ、アレルギー(笑)。本当に大丈夫か?

「身長172センチで、スリーサイズが上から92センチ、62センチ、90センチの超ド級のセクシーボディの持ち主。フィリピンの血が入っているということで、キャッチフレーズどおり、かつてシーンを席巻したリア・ディゾンを彷彿させるわけですが、やはり、どうしても気になってしまうのがスキャンダル関連。
周知のように、元祖のほうはすぐにアメリカでのヌード・グラビアやヌード映像が流出し、挙げ句の果てにファン・イベントで妊娠を発表するという衝撃の顛末に。今回、事務所や周囲が彼女についてどこまで身体検査を行なったかは微妙という見方もあり、依然、グラドル・ファンの間では“黒船”アレルギーなるものも蔓延、定着しており、今後のブレイクに関しては予断を許さないというのが正直なところではないでしょうか」(週刊誌記者)

 彼女のブログを見ると、“エロかわいい”や“混血女神”といった刺激的なフレーズも並んでおり、グラビアやセクシー路線でのやる気を感じることしきりだが、そういった形容を見れば見るほど、というより彼女のビジュアルを見れば見るほど(笑)、元祖の姿とダブって見えてしまうのも事実……。
自著の『グラビアアイドル「幻想」論』では、リア・ディゾンについての一連の無常ぶりについて考証していた芸能ライターの織田祐二氏にもその辺尋ねてみた。

「10年前の状況と比べてハーフ・タレントに対する認識は多様化しましたが、ハーフ・グラドルに関しては特にブレイクした存在もおらず、ほとんど免疫ができていないというのが実情。現時点、彼女のグラビアは1社独占状態であり、当面、ほかの出版社との兼ね合いの推移を冷静に見つめていく必要があるでしょう。うーん、早々に双葉社や徳間書店あたりの媒体でのコラボ・グラビアが見られると、その本気度には太鼓判を押したいところですが(笑)。さらに、目下注目の『週刊文春』に自らアプローチをかける動きなどが見られれば、少なくとも過去現在のスキャンダルに関してはクリーンということがわかるというもので、一つのお墨つきが得られるわけですが、どうでしょうか」

 その国際規格ともいうべき極上ボディのポシビリティーには氏もなんら異論はない様子。そんな中、唯一、危惧される点というのが――。

「ズバリ、フィリピンの血ですね。あくまで芸能界における、それも人気タレントにおけるデータという観点から言わせていただくと、かの国の血が流れていて、過去にブレイク早々熱愛スキャンダルを起こした人間は実に多い(笑)。ざっと挙げただけでも、くだんのリア・ディゾンを始め、吉川ひなの、秋元才加、池田エライザ、高橋メアリージュン、ラブリなどなど。ついでながら、ラブリの弟の白濱亜嵐と峯岸みなみとの騒動も記憶に新しいところで……。その辺の多さの理由については、類まれな美貌に加え、男女の交際にオープンな性格なども関係しているようにも思われますが、その検証についてはまたの機会にすることにして(笑)。熱愛スキャンダルを起こしやすいことは歴史的事実であり、今後、その美貌にKOされた男どもが大勢彼女に近づくことは間違いないでしょう」(同氏)

 ちなみに、かの国とのハーフで、現時点完全クリーンな人気芸能人はアンジュルムの佐々木莉佳子ぐらい?(笑)。なにはともあれ、“黒船”とあえて謳っている以上(出版社独自の煽りという話もあるが)、同じ失敗は起こさないことを信じたいものだが、近い将来、結局、“黒船スキャンダルの再来だった”といった状況になっている可能性がどうしても拭えないのは、やはりあの衝撃のデカさゆえか。さらなるブレイクの期待が大きい分、その動向をじっくり注視していきたい。

(文・ニイゼキユウジ)

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