今年6月より、山岸楓から七川楓に改名し活躍中の彼女。
現在の活動やいままでの人生を振り返るロングインタビュー!
いったいどんなお話がきけるのでしょうか?(全4回 その2)
お母さんが勝手に写真を送ったんですね
── クール系もそうですが、芸能界への憧れは小さい頃から?
七川 ああ、どうだったんだろう。幼稚園とか、小学校の低学年の頃は、恥ずかしがり屋ですぐ顔が真っ赤になる子。みんなの前で音読とかめちゃくちゃイヤで、自分が読むところをずっと間違えないように練習してるような(笑)。でも、憧れはちょっとはありました。それこそ、小6のときにお母さんが勝手にモデルのオーディションに写真を送って……。
── あ、そんなことも? お母さん、楓さんの芸能関連の面でかなりのキーパーソンという(笑)。
七川 そうなんですよー(笑)。
── お母さん、元々芸能絡みの仕事をしていたとか?
七川 いや、なにもやってないです。あのときはお母さんが勝手に写真を送ったんですね。テアトルアカデミー……? そうしたら受かっちゃって。
── 子供タレント系の大手事務所ですよね(笑)。
七川 そうですよね。一緒に応募した妹も受かって。「あとはレッスン費払うだけです」ってなったんですけど、そこで「あ、レッスン費かかるんだ」ってことになって。お母さん、断念したんです。
── レッスン費って、確かになかなかわからない部分ですよね。プロダクションや女の子によってもいろいろケースあるとは思うんですが。まあ、取られますか(笑)。
七川 ていうことがありました(笑)。勝手に応募されて……。でもオーディションは楽しかったんです。
── 審査される過程ですね。
七川 歌とかダンスとか。
── その頃、ダンスもされていたんですよね。
七川 ダンスは小5の頃から2年ぐらい? やってましたね。
── ダンスはお母さんは関係なしに?(笑)。
七川 自分の意志だったんですけど、お母さんが喜ぶと思ったんです。お母さんが安室奈美恵さんが好きで、自分もずっとそういうダンスを見てて。そのうち「やってみたら?」って言われて。
── やっぱり、お母さんの一言が(苦笑)。
七川 でも、すぐに自分には合わないって気づいて(笑)。
── お母さんの助言はほかにも? 塾とか……。
七川 塾は自分で決めて行き始めました。中学の部活も自分で決めて。
── ソフトテニスですよね。
七川 そうなんです。
── ソフトテニスはかなり打ち込んだ感じですか? 実力のほどは?(笑)。
七川 自分の中学の中では一番上手かったペアでした(笑)。
── すごいじゃないですか!
七川 後衛だったんですけど、先輩とかを抜かして大会に出たり。なんかちょっとイヤだなあっていう雰囲気もありながら……(苦笑)。
── 運動部ならではの嫉妬ですよね。
七川 フフフ。でも、大会ではあんまり勝てなかったんですよね。やっぱり上には上がいて。
── でも、3年間はしっかり打ち込んだという?
七川 いや、それが途中でテニスのやりすぎで、筋肉が発達しすぎて、背中が曲がっちゃったんです(苦笑)。斜めになっちゃって、痛すぎて、コルセットもして、ドクターストップになっちゃって(笑)。ハハハ。
── 全然笑い事じゃないような(苦笑)。
七川 そうですよね。